JR御徒町駅北口から徒歩約3分、東京メトロ銀座線上野広小路駅および東京メトロ日比谷線仲御徒町駅A8出口からは徒歩約2分、京成上野駅からも徒歩約5分の場所に位置する「静岡おでん伊豆の味 そうだら」。上野や御徒町の賑やかな通りから一歩入ったビルの2階に店舗を構えており、都会の喧騒を離れて落ち着いた時間を過ごせる隠れ家のような雰囲気が魅力です。店名に冠する「そうだら」は静岡県の方言で「そうでしょ」といった意味合いを持ち、その名の通り、地元伊豆を中心とした静岡の味覚を東京で楽しめることがコンセプトに掲げられています。2022年6月に神田から上野に移転し、リニューアルオープンしました。
店内は温かみのあるアットホームな空間が広がり、ゆったりと寛げるように配慮されています。一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席のほか、お子様連れの家族やグループでの利用に適したお座敷席が設けられています。お座敷には手作りのテーブルが配され、温かい雰囲気を演出しています。宴会や女子会など、まとまった人数での利用にも対応できる貸し切りも可能で、様々なシーンで利用しやすい環境です。
料理の要となっているのは、店名にもある通り名物の静岡おでん。たまり醤油と牛すじの甘みが溶け込んだ、継ぎ足しで作られる深みのある出汁でじっくりと煮込まれており、真っ黒な見た目とは対照的に出汁の旨みがしっかり染み込んだ味わいが特徴です。定番の大根や牛すじは一本220円程度で提供されており、黒はんぺんやちくわぶ、車麩といった静岡おでんならではの具材も楽しめます。おでんには青海苔とだし粉をかけていただくのがそうだら流です。
おでん以外にも、伊豆の豊富な自然が育んだ食材を活かした逸品料理が数多く揃っています。地元の漁港から毎日仕入れられる新鮮な地魚を使ったお刺身は、鮮度抜群の美味しさ。また、東京では珍しい伊豆牛や伊豆鹿、西伊豆名産のダチョウ肉(わさびダチョウとも呼ばれる)といったお肉料理も提供しており、伊豆牛を低温調理したユッケや、ダチョウ肉とレバーのたたきは特に人気のメニューです。伊東名産の干物やわさび園かどやの生わさびを使ったわさび丼、黒はんぺんのフライなど、伊豆の郷土料理やB級グルメも豊富に楽しむことができます。締めには静岡おでん茶漬けも用意されています。
ドリンクメニューも静岡愛に溢れており、磯自慢や初亀をはじめとする静岡の地酒が多数取り揃えられています。特に磯自慢は常時3種類を用意しており、飲み比べも楽しめます。東京ではあまり見かけない珍しい銘柄に出会えることも。地元のビールや伊東名産のぐり茶を使ったぐり茶ハイといった地域色豊かなドリンクも人気です。
来店時間を工夫するとお得なサービスを利用できる場合があり、例えば特定の時間帯にはおすすめのおでん5品とぐり茶ハイのセットを特別価格で提供する早割セットが用意されていることもあります。また、ディナー時にクーポン提示でおつまみ一品またはぐり茶ハイ一杯のサービスを受けられる場合があるなど、訪れるタイミングによって嬉しい特典があるようです。お子様連れのお客様も歓迎しており、家族で利用しやすい雰囲気です。支払いにはPayPayも利用可能です。