東京都港区芝五丁目に位置する「古民家の宴」は、都営浅草線および三田線の三田駅から徒歩約5分、JR山手線の田町駅からも徒歩圏内というアクセスしやすい立地にある隠れ家的な居酒屋です。駅前の賑やかさから少し離れた場所にあり、その名の通り古民家のような落ち着いた雰囲気の中でゆったりと食事を楽しむことができます。店内は和の趣を感じさせる空間で、カウンター席、テーブル席が設けられており、一部情報ではお座敷席もあるとされています。総席数は28席と比較的小規模ながら、それがかえって隠れ家のような居心地の良さを生み出しています。大人数での利用にも対応しており、20名から50名までの貸切も可能なので、会社の宴会や各種集まりにも適しています。個室はありませんが、貸切利用でプライベートな空間を確保できます。
「古民家の宴」の大きな特徴は、「もつ鍋×日本酒」をコンセプトに掲げている点です。夜の看板メニューであるもつ鍋は、醤油、味噌、塩の3種類の味を提供しており、それぞれに合わせたおすすめの〆料理も用意されています。例えば、醤油ベースには細麺のラーメン、味噌ベースにはちゃんぽん、塩ベースには雑炊が推奨されています。もつ鍋といえば焼酎を合わせるイメージを持つ方も多いかもしれませんが、こちらのお店では「日本酒こそもつ鍋に合う」という考えのもと、それぞれの味に最適な日本酒のペアリングを提案しています。これにより、もつ鍋と日本酒の新たなマリアージュを発見する楽しみがあります。
夜の一品料理も充実しており、定番の居酒屋メニューからこだわりの品まで幅広く取り揃えられています。メニューには、手作りのポテトサラダやあん肝ポン酢、レバーパテといったおつまみから、鶏の炙りたたき、ハツのネギ塩、鶏刺し3点盛りといった鶏料理、さらに特選牛リブロースの炙り肉寿司や黒毛和牛のローストビーフといった肉料理、旬の鮮魚を使った一品などがあります。また、宮崎名物の辛麺や、濃厚卵を使ったTKG、おにぎりなども用意されており、様々なニーズに応えるメニュー構成となっています。価格帯は、もつ鍋が一人前1,300円(二人前から注文可)、一品料理は600円台から2,000円台のものが多く見られます。コース料理も提供されており、飲み放題付きのコースも選択可能です。お通し代は単品注文の場合のみ500円がかかります。
ランチタイムには、名物のチキン南蛮に特化したメニューを提供しており、「チキン南蛮一本勝負」と銘打たれるほどの自信がうかがえます。ランチメニューは、チキン南蛮定食とチキン南蛮丼が中心で、チキン南蛮定食では鶏肉の部位をむね肉、ささみ、もも肉、またはむね肉ともも肉のミックスから選ぶことができます。チキン南蛮定食にはご飯、味噌汁、サラダ、卵がついており、特にご飯とサラダはおかわり自由という嬉しいサービスがあります。チキン南蛮は、むね肉でも驚くほどジューシーであると評判です。こだわりのタルタルソースがたっぷりかかっており、さらに「追いタルタル」やタルタル増しも可能です。また、特製辛味噌を使った味の変化も楽しめます。ランチにはチキン南蛮以外にも、「ぜいたく!馬肉いくら丼」という、馬肉、いくら、カラスミを豪華に盛り付けた特別な丼メニューも用意されています。ランチの価格帯は800円から1,500円程度となっており、コストパフォーマンスの高さも人気の理由の一つです。
その他、店舗のサービスとして、ネット予約に対応しており、気軽に予約を入れることができます。お祝いやサプライズの相談も可能な場合があるため、特別な日の利用にも適しています。店内では電源や無料Wi-Fiも利用できるため、ビジネスシーンでの利用や、食事をしながら少し作業をしたい場合にも便利です。駅からのアクセスが良く、落ち着いた空間で美味しいもつ鍋やこだわりのチキン南蛮、豊富な日本酒、そして多彩な一品料理をリーズナブルに楽しめるため、様々なシーンで利用できる魅力的なお店と言えるでしょう。