池袋駅西口または北口から徒歩約3分の場所に位置する「中国茶舘 池袋店」は、異国情緒あふれる空間で本格的な台湾料理と中国茶を堪能できるレストランです。西口交番の向かいの路地に入り、最初の十字路を左に曲がった先にあり、パチスロ店の入るビルの2階に位置しています。提灯が灯る店内に足を踏み入れると、まるで台湾の九份を訪れたかのようなノスタルジックな雰囲気に包まれます。台湾の屋台をコンセプトにした店内は、赤色を基調とした暖かみのある内装で、開放感のあるワンフロア構成となっています。創業1979年の歴史あるこの店は、2022年にリニューアルを経て、さらに多くの人に愛される空間となりました。
メニューは、台湾出身の料理長が手がける本格的な味わいの料理が約70種類から80種類以上と豊富に揃います。特に、蒸したて熱々で提供される点心は店の看板メニューの一つで、20年以上のベテラン料理人が手作りしています。見た目にも可愛らしいハリネズミまんや、定番の小籠包、焼き小籠包、大根もちなどが人気です。食事メニューとしては、魯肉飯や特製チャーハン、エビチリ、麻婆豆腐、油淋鶏、渡り蟹の唐揚げなど、台湾夜市を彷彿とさせる多彩な一品料理が楽しめます。ランチタイムにはお得なセットメニューも用意されており、チャーハンセットや魯肉飯セットなどが700円程度で味わえます。
中国茶舘の大きな特徴は、豊富な種類の中国茶と台湾茶です。常時10種類以上の本格的な茶葉を取り揃えており、中には台湾の茶畑農家から直接仕入れたものもあります。伝統的な茶器を使って丁寧に淹れられたお茶は、料理との相性も抜群です。また、珍しいサービスとして、茶葉のボトルキープができる点もお茶好きには嬉しいポイントです。
価格帯としては、ランチはおおよそ1,000円台、ディナーは3,000円台が目安となることが多いようです。特に人気なのが、豊富なメニューを心ゆくまで楽しめる食べ放題コースです。食べ放題はオーダー式のため、出来立て熱々の料理が席に運ばれてくるのが魅力です。食べ放題のみのコースは3,500円、中国茶ドリンクバーが付いたコースは4,000円、アルコールを含む飲み放題が付いたコースは5,000円で提供されており、いずれも2時間制でラストオーダーは90分となります。食べ放題メニューには、前菜から点心、麺類、ご飯もの、肉料理、海鮮料理、デザートまで含まれており、デザートのハリネズミまんやパンダまん、創業当時から変わらない味のウーロンゼリーなども食べ放題に含まれる場合があります。
店内にはテーブル席を中心に約50席から65席が設けられています。グループでの利用には円卓の席も用意されており、円卓を囲んで賑やかに食事を楽しむことができます。プライベートな空間となる個室の用意はありませんが、少人数から大人数まで幅広いシーンに対応可能です。
その他のサービスとして、店内では無料Wi-Fiと電源の利用が可能です。また、小さなお子様連れでも利用しやすく、子供用の椅子やベビーカーでの入店も可能となっています。一部メニューはテイクアウトにも対応しています。池袋での食事において、本格的な台湾の味と雰囲気を手頃な価格で楽しめる、魅力的な一軒と言えるでしょう。