東京都中央区銀座のオ―ジオ銀座ビル5Fに位置する「銀座 朱雀」は、銀座駅からのアクセスに恵まれた日本料理店です。地下鉄日比谷線の銀座駅からは徒歩約1分、地下鉄銀座線からも徒歩約3分という近さで、JR線の有楽町駅からも徒歩圏内という好立地にあります。銀座の中心にありながらも、都会の喧騒を忘れさせる落ち着いた空間で、旬の食材を大切にした正統派の日本料理を堪能できます。店内は檜のカウンター席を中心に、温かみのある木材に囲まれた上質な空間が広がります。お席は全19席で、カウンター席が9席、4名様用のテーブル個室が2室用意されており、2室をつなげることで最大10名までの利用も可能です。接待や会食、誕生日や記念日といった特別な日の食事にも適しており、プライベートな空間でゆったりと食事を楽しむことができます。全席禁煙となっており、お子様連れでの利用も相談可能です。
提供される料理は、名店で研鑽を積んだ店主が手がける本格的な日本料理です。店主は銀座の「うち山」の立ち上げに携わり、赤坂の「津やま」で花板を務めた経験を持ち、その確かな技術と経験に基づいた料理が提供されています。春夏秋冬、その時期に最も美味しい旬の食材を厳選し、一品一品丁寧に調理された料理の数々は、日本の四季を感じさせます。伝統的な日本料理の技法を重んじつつも、訪れる客に喜びや驚きを提供するような料理を心がけているとされています。特に、多くの食通を唸らせる名物料理として知られているのが「焼き胡麻豆腐」と「鯛茶漬け」です。「焼き胡麻豆腐」は、表面は香ばしく、中はもっちりとしてなめらかな食感が特徴で、濃厚な胡麻ソースとの組み合わせが絶妙と評判です。一度食べたら忘れられない味として、多くのリピーターを持つ逸品です。また、「鯛茶漬け」は、新鮮な鯛と土鍋で炊き上げられたご飯を使用しており、お茶漬けとしてはもちろん、ご飯そのものの美味しさも評価されています。これらの定番料理は、コース料理の中で提供されることが多いようです。
メニューはコース料理が中心で、ランチ、ディナーともに複数の価格帯のコースが用意されています。ランチコースは8,000円、10,000円、15,000円(税込、別途サービス料10%)といった設定があり、ディナーコースは18,000円、23,000円、28,000円(税込、別途サービス料10%)に加え、おまかせコースも提供されています。コースには、先付けから始まり、季節の野菜や魚介を使った小鉢、刺身の盛り合わせ、焼き物、揚げ物、そして名物の焼き胡麻豆腐や鯛茶漬けを含む〆の料理まで、少量ずつ多皿にわたって供されることが多く、彩り豊かで様々な味わいを楽しむことができます。ドリンクメニューも充実しており、料理との相性を考えて選ばれた日本酒やワイン、焼酎、ビールなどが用意されています。ワインは約20種類、日本酒も約20種類が揃えられています。ドリンクの持ち込みも可能で、持ち込み料は5,000円とされています。
店内は全19席と比較的小規模で、カウンター席と個室のみの構成です。カウンター席では、店主の調理風景を間近で見ながら食事をするライブ感を楽しむことができます。個室は扉と壁で仕切られた完全個室となっており、周囲を気にせずプライベートな時間を過ごすことができます。店内は落ち着いた雰囲気で、大切な人との食事やビジネスシーンでの利用にも適しています。2009年にオープンして以来、銀座の地で長く愛されており、美食家の常連客から特別な日を過ごしたいと訪れる人まで、幅広い客層に支持されています。心のこもった温かいもてなしも、多くの人が「また来たい」と感じる理由の一つです。