新宿西口に位置する「新宿うなぎ菊川」は、創業から五十年以上、あるいは七十年以上ともされる歴史を持つ老舗のうなぎ料理専門店です。JR新宿駅、小田急小田原線新宿駅、都営新宿線新宿駅、地下鉄丸ノ内線新宿駅、西武新宿線西武新宿駅、地下鉄丸ノ内線西新宿駅、都営大江戸線新宿駅西口など複数の駅から徒歩数分圏内というアクセスしやすい場所にあります。具体的には、JR新宿駅から徒歩約6分、都営新宿線新宿駅や地下鉄丸ノ内線新宿駅からは徒歩約5分、西武新宿駅からは徒歩約3分から6分、都営大江戸線新宿西口駅からは徒歩約3分と案内されており、各方面からの来店に便利です。小滝橋通りから路地に入ったところに位置しています。店舗は新宿菊川ビルの1階と地下1階にあり、入口は1階ですが、地下にも席が設けられています。
伝統の味を守り続ける「新宿うなぎ菊川」では、厳選された国産のうなぎを使用しており、愛知県三河産や鹿児島産、宮崎産など、時期によって最適な産地から仕入れています。これらのうなぎを、職人が一尾ずつ丁寧に捌き、じっくりと蒸し上げてから秘伝のタレをつけて焼き上げるという、関東風の調理法を用いています。この調理法により、うなぎはふっくらと柔らかく、口の中でとろけるような食感に仕上がると評判です。創業以来つぎ足して使用されているという秘伝のタレは、甘すぎず上品な味わいが特徴で、うなぎの旨みを一層引き立てています。
メニューの中心はやはり鰻重で、「松」「椿」「蘭」といったグレードがあり、それぞれ価格が異なります。「松」は税込3,300円、「椿」は税込4,180円、「蘭」は税込5,060円で提供されています。これらの違いは、うなぎの大きさや厚み、脂の乗り具合にあるとされています。また、うなぎが二段になっている「中入れ重」もあり、「百合」が税込6,380円、「牡丹」が税込8,140円で提供されています。うな重の他にも、蒲焼や白焼、うまき(税込2,200円)、うざく(税込1,980円)、骨せんべい(税込605円)といった一品料理も豊富に揃っています。ランチタイムには限定の「鰻御膳」が税込6,050円で提供されており、先付け、お造り、香の物、肝吸、鰻重、デザートが含まれた内容となっています。他にも「肝焼き御膳」も税込6,050円で用意されています。刺身の盛り合わせや、海鮮サラダ(税込1,045円)、鳥の唐揚げ(税込935円)など、うなぎ以外のメニューも提供されており、様々な好みに対応しています。飲み物については、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーなどが用意されています。価格は2021年時点の情報も含まれており、来店時には最新のメニューと価格を確認することが推奨されます。
店内は上品な和の雰囲気が漂う落ち着いた空間で、席数は総席数50席または46席と案内されています。1階にはカウンター席とテーブル席があり、地下1階にはテーブル席、小上がり席、そして個室が用意されています。個室は掘りごたつ式の部屋があり、3名から6名までの利用が可能で、扉と壁で仕切られたプライベートな空間で食事ができます。この個室は接待や会食にも適しています。座敷席や掘りごたつ席があるため、様々なシーンで利用しやすいでしょう。全席禁煙ではなく分煙となっており、1階は禁煙です。
特別なサービスとしては、うな重や蒲焼、白焼のお持ち帰り(テイクアウト)が可能であることが挙げられます。自宅でも老舗のうなぎの味を楽しむことができます。予約も可能で、ネット予約にも対応しています。
創業以来受け継がれる伝統の技術と秘伝のタレで仕上げられたうなぎ料理は、多くの食通を惹きつけています。ふわっとした食感と香ばしさが特徴のうなぎは、一口食べるとその違いがわかると言われています。肝吸いが付いてくる点や、タレが甘すぎずさっぱりとしている点を評価する声も見られます。また、中入れ重ではご飯の間にもうなぎが入っており、うなぎを存分に堪能できると好評です。提供までの時間も比較的短いという口コミもあり、時間がない場合でも利用しやすいかもしれません。