JR新橋駅の日比谷口および烏森口から徒歩約1分という至近距離に位置するニュー新橋ビル地下1階にある「明石ニューワールド 新橋店」は、兵庫県明石市の豊かな食文化を東京で体験できるアンテナショップ型居酒屋です。活気あふれるニュー新橋ビルの中でも、どこか懐かしい昭和レトロな大衆酒場の雰囲気を醸し出しており、仕事帰りの一杯からカジュアルな友人との飲み会、さらにはお一人様でも気軽に立ち寄りやすい空間が広がっています。
この店の最大の魅力は、本場明石のソウルフードである「明石焼(玉子焼)」を東京で味わえることです。ふわっとろの食感が特徴の明石焼は、添えられた温かい出汁に浸していただくのが本場流の食べ方です。プレーンの明石焼はもちろん、ネギ入りや紅しょうが入りといった様々なトッピングを選んで味の変化を楽しむこともできます。
明石焼以外にも、明石の海の幸や山の幸をふんだんに使った料理が豊富に揃っています。明石浦漁港から直送される新鮮な魚介類を使った刺身は特におすすめで、その時期にとれる明石鯛など鮮度抜群の味わいを堪能できます。また、明石名物のたこや穴子を使った逸品も人気です。ぷりぷりとした食感のたこぶつや、香ばしく焼き上げられた穴子料理など、明石ならではの海の恵みを存分に楽しめます。関西風の出汁でじっくり煮込まれたおでんは、たこや牛すじといった定番に加え、地元のすり身天なども用意されており、優しい味わいが体を温めます。さらに、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだ「ぼっかけ」を使った料理や、地元で親しまれる独特のソースで仕上げる焼きそばなど、兵庫県の郷土料理もメニューに並びます。
ドリンクメニューも明石にこだわり、地元の酒蔵が醸す日本酒や、江井ヶ嶋酒造の地ウイスキーを使用した「あかしハイボール」などが用意されており、明石の味とともに地酒を楽しむことができます。樽詰めの地酒や、サッポロラガービール「赤星」といったレトロな雰囲気によく合うビールも揃っています。食事メニューは一品あたり数百円からあり、明石焼は8個入りで759円(税込)など、比較的リーズナブルな価格設定も魅力です。お一人様あたりの予算は、ディナータイムで2000円から3000円程度が目安とされています。
店内にはテーブル席とカウンター席を合わせて34席が設けられています。お一人での利用に便利なカウンター席があるため、ふらっと立ち寄って明石の味と酒を気軽に楽しみたい場合にも適しています。個室はありませんが、少人数から最大20名程度までの宴会での利用も相談が可能です。
「明石ニューワールド 新橋店」は、単なる飲食店としてだけでなく、明石市のアンテナショップとしての役割も担っており、店内で明石の観光情報に触れたり、一部特産品を知ることもできます。名物の明石焼はテイクアウトも可能なので、自宅やオフィスでも本場の味を楽しむことができます。昼から営業しており、明るい時間帯からお酒を楽しめる「昼飲み」にも対応しています。店内ではスポーツ観戦ができる場合もあり、無料でWi-Fiも利用できます。このように、様々なシーンで利用しやすいサービスが提供されています。本場明石の温かいおもてなしと美味しい料理、そして活気ある空間で、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。