東京都立川市柴崎町に位置する「ビストロこづ」は、JR立川駅南口および多摩都市モノレール立川南駅からいずれも徒歩約3分というアクセスしやすい立地にあるフレンチレストランです。諏訪通り沿いの松村ビル1階に店を構えています。かつて立川にあった老舗フレンチ「ビストロすぎ浦」のシェフに師事した古積健二氏が腕を振るっており、本場フランスや銀座、青山で磨いた技術を活かしたクラシックなフランス料理を提供しています。
店内は白とダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気で、席数はテーブル席7卓20席とカウンター席3席の計23席を用意しています。ランチタイムやディナータイムはテーブル席を中心に、夜のバータイムにはカウンター席を中心に営業が行われています。個室はありませんが、20名以下の少人数から最大50名までの貸切が可能とのことです。
提供される料理は、季節の旬の食材を取り入れたベーシックなフランス料理が中心です。ランチタイムには、メインを選べる2種類のコース料理が用意されています。過去にはAコース(1,500円または2,200円 税込)、Bコース(2,800円 税込)といった価格帯で提供されていた情報が見られます。これらのコースにはサラダ、スープ、パンまたはライス、デザート、コーヒーまたは紅茶が含まれるのが一般的です。メイン料理の選択肢には、魚料理や肉料理が複数用意されており、例えば真鯛のポワレや三元豚ロースのグリエ、牛ハラミのステーキ、若鶏のフリカッセなどがあったようです。また、追加料金で牛フィレ肉のステーキに変更できることもありました。ランチコースでもデザートまでしっかりと楽しめる内容で、特にシェフ特製のデザートは毎回楽しみ、という口コミも見られます。食後のドリンクも選べるため、ランチタイムにゆったりとフレンチを楽しむのに適しています。
ディナータイムにはコース料理(4,000円、5,800円など)を中心に、アラカルトも提供しています。バータイムはアラカルトのみの提供となりますが、別途アミューズとパン代がかかります(コース料理の場合は不要)。「ビストロこづ」の真骨頂とも言えるのが「テリーヌ」で、常時5種類ほどが用意されています。ディナーコースに組み込まれるほか、アラカルトでも注文可能です。クルミとグリーンペッパーがアクセントの「イベリコ豚のテリーヌ」や、ブラックオリーブが旨みを引き立てる「アジとジャガイモのテリーヌ」などが人気だったようです。その他、仔羊のローストやフランス産の生ハムなども好評を得ています。
ドリンクメニューはフランスワインを中心に約30種類が揃えられており、グラス、カラフェ、ボトルで楽しむことができます。その他、食前酒やビール、ウイスキーなども用意されています。
テイクアウトにも対応しており、ビストロの前菜盛り合わせなど多様な人気メニューを自宅で楽しむことも可能です。日替わりのおすすめメニューについては、お店のSNSで情報発信がされているようです。
特別なサービスに関する情報としては、貸切が可能な点が挙げられます。誕生日や記念日に関する具体的なサービス内容についての詳細な情報は見つかりませんでしたが、特別な日の利用に適した落ち着いた雰囲気を持っています。
様々な情報源を総合すると、「ビストロこづ」は立川で本格的なクラシックフレンチを、比較的リーズナブルな価格で気軽に楽しめるお店と言えます。シェフこだわりのテリーヌをはじめ、季節ごとに変わる旬の食材を使った料理や、豊富なワインと共に、落ち着いた空間でゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。