東京メトロ副都心線の北参道駅から徒歩約5分、JR山手線の原宿駅竹下口や東京メトロ千代田線の明治神宮前駅からは徒歩約7分、東京メトロ表参道駅からも徒歩圏内というアクセスの「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」は、渋谷区神宮前の地下に広がる本格メキシコ料理店です。扉を開け、地下へと続く階段を降りていくと、そこはまるでメキシコ。1993年のオープン以来、「夜明けまで人々が集い楽しめる場所」をコンセプトに、異国情緒あふれる空間と本場の味を提供し続けています。
店内に一歩足を踏み入れると、メキシコから直輸入されたという色鮮やかな家具やタイル、調度品が目に飛び込み、細部までこだわり抜かれた装飾が異国の雰囲気を演出しています。地下空間でありながら高い天井が開放感を醸し出し、日常を忘れてリラックスできる非日常的な空間が広がります。メインフロアの上にはロフト席もあり、隠れ家のような雰囲気で食事を楽しむことも可能です。席数は130席以上あり、最大250名までの立食パーティーにも対応できる広々とした空間は、各種宴会やウェディングの二次会など様々なシーンで利用されています。店内には喫煙所も設けられており、分煙されています。個室も用意されており、周囲を気にせずゆっくりと食事を楽しみたい場合や、10名前後のグループでの利用にも適しています。個室の詳細については店舗に直接問い合わせが必要です。
提供される料理は、メキシコ人シェフが腕を振るう本格的なメキシコ家庭料理や地方料理です。トウモロコシの粉から手作りされるトルティーヤを使ったタコスをはじめ、ナチョス、ワカモレ、ケサディーヤなど、日本でも人気の定番メキシコ料理から、日本では珍しい本格的な郷土料理まで幅広く味わえます。ボリューム満点の料理が多く、複数人でシェアして様々な種類を楽しむのがおすすめです。メニューには、ソペスやソパ・デ・トルティーヤ、エスピナスのサラダなどの前菜、海老やチキンのメイン料理、牛肉料理などがあり、価格帯はアラカルトで880円程度から用意されています。ランチタイムにはタコスやハンバーグを中心としたメニューが提供されており、タコスは850円から、スープやサラダ、ドリンクのセットをプラス200円で付けることができます。ディナーの平均予算は5000円から7000円程度となることが多いようです。なお、ディナータイムには一人あたりの会計が3000円未満の場合、別途テーブルチャージが1000円かかる場合があります。価格については変更の可能性もあるため、最新の情報は店舗に確認することをおすすめします。
ドリンクメニューも充実しており、メキシコといえば外せないテキーラは豊富な種類が揃っています。また、フルーツを使った色鮮やかなカクテルやソフトドリンク、コロナビール、ワインなども提供されており、お酒が苦手な方でも楽しめる選択肢があります。
「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」の最大の魅力の一つは、夕刻から毎晩開催されるラテン音楽の生演奏です。メキシコの三人組楽団「マリアッチ」がテーブル間を回りながら情熱的なラテン音楽と美しい歌声を披露し、食事の時間をさらにロマンティックで楽しいものにしてくれます。誕生日や記念日などの特別な日には、マリアッチが生演奏でバースデーソングを歌ってくれるサプライズ演出やメッセージプレートのサービスも利用でき、大切な人との思い出に残るひとときを過ごすことができます。パーティーや宴会利用時には、プロジェクターの貸し出しや、装花、ヘアメイク、撮影などの手配に関する相談も可能です。一部のメニューはテイクアウトにも対応しており、自宅で本場のメキシコ料理を楽しむこともできます。オンライン予約も可能で、気軽に予約できるのも利便性の高い点です。
長年にわたり原宿で愛され続ける「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」は、その本格的なメキシコ料理、異国情緒あふれる空間、そして心躍るライブ演奏で、訪れる人々に忘れられない非日常体験を提供しています。