東京都中央区日本橋大伝馬町に位置する「神八酒場」は、日本酒と旬の海鮮料理を堪能できる大衆居酒屋です。日本酒好きが集まる場所として知られ、「日本酒が好きになる居酒屋」をコンセプトに掲げています。活きの良い新鮮な魚介と、それに合う創作和食を味わいながら、お好みの日本酒との新たな出会いを楽しめる空間です。
アクセスは、東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から徒歩約1分と非常に駅に近く、JR総武本線新日本橋駅からは徒歩約4分、JR総武本線馬喰町駅からも徒歩約7分と、複数の駅からアクセスしやすい便利な立地です。
お店の大きな特徴の一つが、その日本酒の品揃えの豊富さです。店内には日本酒用の冷蔵庫が2台完備されており、常時100種類以上、多い時には200種類を超える日本酒が取り揃えられています。十四代、新政、而今、花陽浴、勝駒、黒龍、飛露喜、田酒など、人気の銘柄から、全国各地の酒蔵を巡って見つけ出したという隠れた銘酒、普段なかなか出会えないような希少な銘柄まで幅広く用意されています。日本酒選びに迷った際には、スタッフにおすすめを聞くこともできますし、ショーケースから直接自分の目で見て選ぶ楽しみ方も可能です。日本酒を心ゆくまで楽しみたい方のために、80種類以上の日本酒が2時間飲み比べできるプランや、プレミアム日本酒を含む約100種類を時間無制限で飲み比べできるプランも用意されています。
料理は、日本各地の漁港から直送される旬の天然鮪や、岩手県大船渡漁港をはじめ全国から取り寄せた豊富な種類の鮮魚が自慢です。その日の仕入れによって変わる魚は、お刺身はもちろん、煮付け、揚げ物、焼き物、お寿司など、様々な調理法で楽しむことができます。お客様の要望に応じて、「半分は刺身で、もう半分は煮付けで」といったリクエストにも可能な限り対応してくれるという、魚料理へのこだわりと柔軟性も魅力です。人気のメニューには、見た目にもインパクトのある「ネギトロ富士山」や、定番ながらもファンが多い「神八のポテトサラダ」(イクラトッピングも可能)、そして「売切御免」となるほどの人気を誇る九州産豚肉を使用した「極・ハムカツ」などがあります。刺身盛り合わせや、日によって変わる旬の魚介を使った逸品料理も豊富に揃っています。日本酒に合う酒肴や、焼き物、野菜料理、〆のご飯ものまで、幅広いメニューが用意されており、ディナーの平均予算は4,000円から5,000円程度となっています。
店内には、一人でも気軽に立ち寄りやすい落ち着いた雰囲気のカウンター席があります。総席数は45席ほどで、貸切での利用も可能ですが、個室は完備されていません。貸切は25名程度から相談できるようです。また、仕事帰りに気軽に立ち寄れる「せんべろセット」も特定時間帯に提供されています(曜日限定)。全席禁煙ですが、加熱式たばこに関しては店内での喫煙が可能で、店外にも喫煙スペースが設けられています。
オープンは2021年と比較的新しい店舗ですが、旬の海鮮と豊富な日本酒の品揃え、そしてきめ細やかなサービスで、早くも多くの日本酒ファンや食通から支持を得ています。お祝いやサプライズでの利用についても相談可能とのことです。不定期ではありますが、日本酒と料理のペアリングイベントなども開催しているようです。