東京都豊島区南大塚に位置する「一味 四川料理」は、本格的な四川料理を堪能できるレストランです。都電荒川線の大塚駅前駅からは徒歩数分圏内とアクセスしやすい場所にあります。
お店は宝森ビル1階にあり、外観、内観ともにオシャレなカフェのような雰囲気を持ち合わせています。従来の一般的な中華料理店のイメージとは異なり、黒と白を基調としたインテリアが配された店内は、モダンで落ち着いた空間が広がっており、居心地が良いという声も見られます。テーブル席が主体となっており、一人でも気軽に立ち寄れるほか、グループでの利用にも適した席配置となっています。総席数は23席です。
提供される料理は、成都出身の厨師が腕を振るう本格的な四川料理です。辛さだけでなく、香味豊かな奥深い味わいが特徴とされています。特に、お店の看板メニューとして注目されるのが「麻辣香鍋(汁なし火鍋)」です。ランチタイムにはセットメニューとしても提供されており、フライパンのような浅い鍋に、エビや豚バラ肉、鶏肉といった肉類、そして蓮根、カボチャ、ピーマン、厚揚げなど彩り豊かで大きなカットの野菜がゴロゴロと盛り付けられています。麻辣の香りが食欲をそそり、見た目ほど極端に辛いわけではなく、心地よいピリ辛さが楽しめると評判です。口の中で花椒の痺れを感じることもある、本格的な味わいです。夜にはグループで楽しむスタイルの麻辣香鍋も用意されているようです。
ランチタイムにはお得なセットメニューが提供されており、多くのメニューにご飯、スープ、スイーツ(杏仁豆腐)が付きます。ご飯はおかわりが1回無料という嬉しいサービスもあります。口コミからは、「THE伝統四川 牛肉唐辛子煮込み」や「一味四川風チャーハン」、「汁無し担々麺」といったメニューも人気を集めていることがうかがえます。「THE伝統四川 牛肉唐辛子煮込み」は、強烈な見た目ながらも牛肉とたっぷりの野菜にしっかりと味が染み込んでおり、白米が進む一品と評されています。「一味四川風チャーハン」は、見た目が美しく、干し海老や干し貝柱の旨味、鮭の塩味、野菜の甘みなどが複雑に組み合わさった、町中華のチャーハンとは一線を画す高級感のある仕上がりと感想が寄せられています。「汁無し担々麺」は、見た目のオシャレさとは裏腹に、焦がしニンニクとラー油の香ばしさ、フライド唐辛子の辛さが加わった、パンチのある濃厚な味が特徴とされています。
料理は一品ずつ丁寧に調理されており、そのため提供にやや時間がかかる場合があるようです。時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。また、店員さんの丁寧な接客も特筆されており、食事を終えてお店を出る際、外まで見送りをしてくれるという細やかなサービスも、訪れる人々に良い印象を与えています。
ランチの予算は1,000円から1,999円程度、ディナーは1,000円から1,999円または2,000円から3,000円程度で、本格的な四川料理を気軽に楽しめる価格帯と言えるでしょう。支払いには各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、アメックス、DINERS、銀聯、Discover)が利用可能です。火曜日が定休日となっています。
オープン以来、本格的ながらも洗練された雰囲気の中で味わう四川料理と、温かみのあるサービスで、地域住民や食通の間で評判を呼んでいます。辛いものが好きな方はもちろん、本格的ながらも入りやすい雰囲気の四川料理店を探している方にもおすすめできる一軒です。