東京都新宿区四谷に位置する「日興苑 食彩雲南 過橋米線」は、中国西南部に位置する雲南省の伝統料理を堪能できるレストランです。地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅から徒歩約2分(150m)とアクセスしやすい立地にあります。都営新宿線曙橋駅からも徒歩約6分(440m)、JR中央本線四ツ谷駅からは徒歩約11分(860m)です。エスパスコンセールビルの1階にあり、新宿通り沿いの少し奥まった場所に入口があります。店内は明るく開放的な空間で、会社の部署宴会などにも適しています。
この店の最大の特徴は、本場の雲南料理を日本で味わえる点にあります。雲南料理は、多様な民族が暮らす雲南省の豊かな山の幸と、「医食同源」に基づいた薬膳の考え方を取り入れているのが特徴です。辛味と酸味を兼ね備えつつも、滋味豊かな味わいが魅力とされています。特に、店名にも冠されている「過橋米線(かきょうべいせん)」と「汽鍋鶏(チーグオジー)」は、雲南料理を代表する逸品です。
過橋米線は、米粉で作られた麺「米線」を使った料理です。鶏ガラや豚骨などをじっくり5時間以上煮込んだ特製の塩味ベースの白濁スープに、別の器に盛り付けられた具材と麺を自分で加えて完成させるスタイルが特徴です。うずらの生卵、火の通りにくい肉や魚介類、その他の具材をスープに入れ、最後に麺を加えます。国産米粉を使用した自家製米線は、つるつるもちもちとした食感が楽しめます。低カロリーでヘルシーなグルテンフリーの麺と、あっさりしながらも深いコクのあるスープの組み合わせは、女性を中心に人気を集めています。様々な種類の過橋米線が提供されており、各種1078円(税込)から用意されています。
もう一つの看板メニューである汽鍋鶏は、底がろうと状になった汽鍋という特別な鍋を用いて、水を一切使わずに素材から出る水分だけで4~5時間かけてじっくりと蒸し煮にした薬膳スープです。鶏肉に加えて、なつめやきぬがさたけ、さなぎたけといった漢方食材も使用されており、「医食同源」の考えに基づいた滋養強壮に良いとされるスープです。味付けは塩のみですが、素材本来の旨みが凝縮されています。美容や滋養強壮に良いとされ、毎日15食限定で提供されています。各種1408円(税込)から味わうことができます。
これらの雲南名物以外にも、豊富な中華料理メニューが揃っています。雲南風の味付けを活かした炒め物や揚げ物、また雲南らしい食材を使った彩り豊かな「彩り餃子シリーズ」や、丸ごと野菜を使った「野菜餃子シリーズ」といった餃子も提供されています。炒飯類も充実しており、雲南風特製炒飯や五目炒飯、海老炒飯などがあります。ランチタイムには定食や米線メニューが提供されており、ライスのおかわりが無料です。ランチの平均予算は~999円、ディナーの平均予算は2,500円程度とされており、手頃な価格で本格的な雲南料理を楽しむことができます。
座席に関しては、ゆったりと寛げる個室が完備されており、最大26名まで利用可能です。宴会や貸切利用にも対応しており、着席で最大100名、立食であれば最大150名まで収容できる広々とした空間があります。大人数での利用にも適した店舗です。
特別なサービスとしては、楽天ぐるなびやホットペッパーグルメなどのクーポンを利用できる場合があります。例えば、飲み放題付きコースの飲み放題時間が延長されるクーポンなどが過去に提供されていました。PayPayでの決済も可能です。
「日興苑 食彩雲南 過橋米線」は、日本では珍しい本格的な雲南料理を、アクセス便利な四谷三丁目で楽しめるお店です。ヘルシーで滋味深い伝統的な味わいを求める方や、他とは違う中華料理を体験したい方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。