ホテルニューオータニのアーケード階に位置する「ふみぜん」は、紀尾井町という落ち着いた環境で、長年にわたり多くの人々に愛されてきた季節料理ととんかつの店です。創業から40年以上の歴史を持ち、最高級食材へのこだわりと温かく家庭的な空間で、訪れる人々を温かく迎えています。政界や財界人、著名人にも利用されてきたという実績は、その信頼と味の確かさを物語っています。
アクセスは、東京メトロ各線からのアクセスが可能です。赤坂見附駅(銀座線・丸の内線)から徒歩約10分、永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)からも徒歩約10分、麹町駅(有楽町線)からは徒歩約6分から10分程度と、複数の駅から徒歩圏内に位置しています。ホテルニューオータニの地下1階にあり、ホテル駐車場も利用可能です。メインエントランスからよりも、アーケード街の入口から入る方が分かりやすいという口コミも見られます。
ふみぜんの大きな特徴は、名物のとんかつと、銀座で腕を磨いた板前が手掛ける季節料理や鮮魚を共に楽しめる点にあります。とんかつは、肉質だけでなく油やパン粉にもこだわり抜いており、サクサクで軽い食感が自慢です。千葉県産のロイヤル三元豚を使用したとんかつやヒレカツ、鹿児島黒豚ロースかつ定食など、厳選された豚肉を味わうことができます。特に、希少なTOKYO Xを使用した特ヒレカツ膳や特ロースかつ膳は、ヒレの中心部やロースの希少なリブロースを使用しており、肉本来の旨みと柔らかさを堪能できる逸品として知られています。これらのとんかつは、ソースだけでなくトリュフ塩でも楽しむことが推奨されており、トリュフ塩の芳醇な香りが肉の旨みを一層引き立てます。とんかつ以外にも、季節の魚介を使った和食料理も豊富で、夜は酒の肴にぴったりのメニューが揃います。
メニューは、定番のとんかつ定食やヒレカツ定食に加え、上ミックスフライ定食、生姜焼き定食、わさびカツ定食、味噌カツ定食、上おろしポン酢定食、エビフライ定食、コロッケ定食など多岐にわたります。カツ丼も人気メニューの一つで、豚肉の臭みがなく柔らかいカツにとろとろの卵、上品な甘さのタレが絶妙なバランスと評判です。ランチタイムには、平日限定のランチメニューも提供されています。価格帯は、ランチが1,000円台から2,000円台、ディナーは5,000円から8,000円程度が目安となるようです。飲み放題付きのコースも用意されており、接待や会食、宴会など様々なシーンで利用できます。ご飯とキャベツはおかわり自由という嬉しいサービスもあります。
店内は落ち着いた空間で、席が広く、カウンター席、テーブル席、ソファー席、座敷があります。総席数は58席です。特別な設備として、完全個室が1部屋あり、2名から6名まで利用可能です。ただし、2024年4月1日からは個室チャージとして5,000円がかかります。車椅子での入店も可能で、ベビーカーや未就学児童の入店も可能なため、家族連れでも安心して利用できます。
特別なサービスとしては、テイクアウトや宅配弁当も利用できる点です。特に「かつ会席弁当」は国会にも届けられている人気商品とのことです。また、公式サイトからのWeb予約も可能です。ホテルニューオータニ内にありながらも、比較的リーズナブルに本格的なとんかつや季節料理を楽しめるため、普段使いから特別な日まで幅広い用途で利用できるでしょう。