東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅の2番出口から徒歩約1分、または徒歩30秒とも称される至近距離に位置する「妻家房 四谷本店」は、韓国の家庭料理を提供するレストランチェーンの本店です。都営地下鉄新宿線曙橋駅からは徒歩約7分から8分、JR中央・総武線信濃町駅からも徒歩約11分と、複数路線からのアクセスが可能です。永明ビル内にあり、1階には韓国食材の販売スペースとキムチ博物館が併設され、2階と3階がレストランフロアとなっています。伝統的な韓国の家をモチーフにしたという店内は、落ち着いた雰囲気で食事が楽しめます。
「妻家房」のコンセプトは、古くから韓国に伝わる、花婿を最高の料理でもてなすという花嫁の実家の心温まるおもてなしと、家族の健康を願うオモニ(お母さん)の真心を込めた家庭料理を提供することにあります。韓国産の食材にこだわり、「菜食同源」や「五味五色」に基づいた、からだにやさしくバランスの取れた食事が提案されています。日本の「一汁三菜」のようにバランスの良い食事をしてほしいという「パプサン」の考えも込められています。
メニューには、チヂミ、チゲ、サムゲタンといった韓国の伝統的な家庭料理が豊富に揃います。特に自家製キムチは自社工場で製造されており、高い評価を得ています。チゲ類はスンドゥブチゲ、キムチチゲ、テンジャンチゲ、海鮮チゲなど様々な種類があり、他にもユッケジャン、コムタンスープ、チャプチェ、トッポッキ、サムギョプサルなども楽しめます。ランチタイムにはお得なセットメニューが提供されており、ビビンバやチゲ、スープ、麺類などがあり、価格帯は1,000円台から利用可能です。キムチやライス、韓国のり、またはスープなどがセットになっています。ディナーの予算はおおよそ5,000円程度と見られます。各種コース料理も用意されており、飲み放題付きのコースなど宴会にも対応できるプランもあります。
総席数は120席と広く、テーブル席を中心に座敷席も完備されています。接待や会食、家族での利用にも適した個室も用意されており、2名用、4名用、6名用など、利用人数に応じた部屋が選択可能です。一部の情報では6名から9名まで収容可能な個室があるともされています。
提供されるサービスとして特筆されるのは、おかわり自由のコーン茶です。温かいコーン茶を心ゆくまで楽しめる点は、多くの利用者に喜ばれています。また、土日祝日にはホリデーランチが提供されており、こちらも人気を集めています。4名からのパーティー予約が可能で、ネットでの予約も24時間受け付けているため、気軽に利用しやすいシステムが整っています。1階の店舗では、レストランで提供されるキムチやお惣菜の他、一般のスーパーでは手に入りにくいこだわりの韓国食材も豊富に取り扱っており、自宅でも本格的な韓国の味を楽しむことができます。