東京都豊島区東池袋に位置する「口福食彩雲南過橋米線」は、本場中国雲南地方の伝統料理を気軽に味わえる中華料理店です。かつて「口福 東池袋店」として親しまれていましたが、雲南料理の看板メニューである過橋米線を店名に冠し、リニューアルオープンしました。都電荒川線の向原駅から徒歩約4分、JR大塚駅からは徒歩約7分、東京メトロ有楽町線の東池袋駅や丸ノ内線の新大塚駅からも徒歩圏内と、複数の駅からのアクセスが可能です。池袋駅からも徒歩約15分程度でたどり着くことができます。東池袋の落ち着いたエリアにあり、隠れ家のような雰囲気も持ち合わせています。
店名の由来ともなっている「過橋米線(かきょうべいせん)」は、雲南省を代表する麺料理です。こちらのお店では国産の米粉を使用し、毎日店内で製麺された自家製の米線を提供しています。熱々のスープと、お肉や野菜など彩り豊かな具材、そして米線が別々に運ばれてくるスタイルで、お客様自身で具材と麺をスープに加えて完成させるのが特徴です。つるりとした食感の米線は、小麦麺とは異なる独特の風味があり、あっさりと楽しめる健康的な一品として人気を集めています。
もう一つの看板メニューは「汽鍋(チーコー)薬膳スープ」です。これは、底が漏斗状になった専用の汽鍋を使用し、一切水を加えず、食材そのものから出る水分だけでじっくりと時間をかけて蒸し上げた伝統的なスープです。4~5時間かけて丁寧に蒸し上げることで、素材の旨味と栄養が凝縮され、味付けはシンプルながらも奥深い味わいの薬膳スープが生まれます。身体に優しい滋味深い味わいは、幅広いお客様から好評を得ています。
これらの雲南伝統料理に加え、長年中国の一流ホテルで腕を磨いたベテラン料理長が手掛ける本格的な中華料理も豊富に揃っています。特に、石鍋で提供される熱々の麻婆豆腐は根強い人気を誇る一品です。他にも、クミン香るラム肉の炒め物や海老マヨ、黒酢豚など、定番からお店ならではの創作中華まで多彩なメニューが並びます。小皿料理も充実しており、様々な料理を少しずつ楽しみたい方にも最適です。価格帯はリーズナブルで、ランチタイムは日替わり定食や麺セットが提供され、1000円以下でお腹を満たすことができます。ディナータイムも比較的お手頃な価格で本格中華を堪能でき、宴会向けのコース料理も飲み放題付きで3000円から用意されています。昆明満足コースや雲南尽くしコースなど、品数や内容の異なるコースがあり、クーポンを利用すると飲み放題時間が延長されるサービスもあります。
店内にはテーブル席を中心に28席が設けられており、ゆったりと食事ができる落ち着いた空間です。一部にはソファー席も完備されています。個室はありませんが、20名から最大50名程度までの貸切利用が可能で、会社の宴会や友人との集まりなど、様々なシーンで活用できます。
お一人様からグループまで、幅広い層のお客様が利用しやすい雰囲気です。ランチタイムは近隣で働くサラリーマンやOL、ディナータイムは仕事帰りの一杯や友人との食事など、様々な目的で賑わいます。テイクアウトにも対応しており、自宅で本格中華を楽しむことも可能です。また、Uber Eatsなどのデリバリーサービスも利用できます。決済方法としては、PayPayなどのQRコード決済に対応していますが、クレジットカードは利用できないため注意が必要です。店内はランチの一部時間を除き喫煙可能となっています。本格的な雲南料理や手頃な価格で楽しめる中華料理を求めて、多くの人が訪れるお店です。