新宿東口、歌舞伎町の中心部に位置する「新仙」は、香港で60年もの長きにわたり愛されてきた牛肉煮込みの専門店が日本に初めて上陸した店舗です。香港において4年連続でミシュランガイドに掲載された実績を持つ、本場の味を新宿で体験できると注目を集めています。JR各線「新宿駅」東口からは徒歩約3分、東京メトロ丸ノ内線「新宿駅」B12出口からは徒歩約2分と、各方面からのアクセスに恵まれた新宿EX2ビル2階に店を構えています。靖国通り沿いにあり、サブナード9番出口からも近く、初めて訪れる方でも比較的見つけやすい立地です。
店内は洗練されたおしゃれな空間が広がり、カフェのような雰囲気も持ち合わせています。座席は全35席が用意されており、お一人様やカップルに人気のカウンター席が11席、ゆったりと食事を楽しめるテーブル席が24席(またはテーブル16席、ソファー8席)配置されています。カウンター席は席間にもゆとりがあり、落ち着いて食事を堪能できます。特別な個室はありませんが、店内全体の貸切利用については相談が可能です。
「新仙」の最大のこだわりは、香港の家庭料理として親しまれている「牛腩(ぎゅうなん)」と呼ばれる牛肉料理、特に「牛煮込み」に特化している点です。看板メニューである牛腩に使用されるスープは、牛、豚、鶏など12~13種類の骨をベースに、秘伝の調味料やスパイス、さらには中医学の専門家が監修した漢方を加えて、長時間じっくりと煮込んで作られます。このこだわりのスープは、ほんのりとした酸味や辛味、そして芳醇な香りが絶妙なバランスで調和した、他では味わえない奥深い味わいです。牛腩の味付けは、オリジナルの清湯(チンタン)、麻辣(マーラー)、カレー、醤油の4種類から選ぶことができ、いずれも10時間以上煮込まれたという牛カルビは、とろけるような柔らかさです。しっかりと味が染み込んだ大根も、牛肉と共に煮込まれ、その旨味を吸い込んでいます。
メニューは牛腩をメインとした定食やラーメンが中心ですが、他にも多彩な香港料理を楽しむことができます。前菜の盛り合わせ、人気の麻婆豆腐、千切り豆腐の和え物、食欲をそそるよだれ鶏、鶏肉と唐辛子の炒め物、カシューナッツ入り鶏肉炒め、辛味ピーナッツ入り鶏肉炒めといった逸品料理が揃います。また、名物の蒸し鶏と湯葉ときくらげの和え物も用意されています。麺料理では、お好みのスープと豊富なトッピング、そして数種類の麺を自由に組み合わせて、自分だけの特別な一杯を作ることも可能です。
価格帯は、本場の味をより多くの人に届けたいというオーナーの意向から、リーズナブルに設定されています。ランチは1,000円台から楽しむことができ、例えばランチ定食は1,540円で牛肉煮込みに前菜2種、麻婆豆腐、ご飯、スープが付いたボリューム満点のセットです。ラーメンも1,320円から提供されています。ディナーは2,000円台から3,000円台が目安となります。また、コース料理も複数用意されており、ドリンク付きのお得なコースや、女子会・デートにぴったりのコース、飲み放題付きのコースなどがあり、利用シーンに合わせて選べます。特定のクーポンを利用することで、コース料金が割引になる場合もあります。
「新仙」では、テイクアウトやUber Eatsを利用したデリバリーにも対応しており、自宅やオフィスでも気軽に本格的な香港の味を楽しむことができます。ランチタイムの予約も可能で、人気の時間帯でもスムーズに入店できます。支払い方法も各種クレジットカードや交通系電子マネー、QRコード決済などに対応しており、利便性が高いです。友人との食事や家族での利用はもちろんのこと、カウンター席があるため一人でも立ち寄りやすく、多様なシーンで利用できる使い勝手の良いお店と言えるでしょう。香港のミシュラン掲載店で長年培われた伝統の味を、活気あふれる新宿歌舞伎町で体験できる「新仙」は、香港料理ファンならずとも一度訪れる価値のある一軒です。