BISTRO KHAMSA 自由が丘

東急東横線・大井町線自由が丘駅南口から徒歩約1分の場所に位置していた「BISTRO KHAMSA 自由が丘」は、モロッコ好きのオーナーが手掛けるフレンチビストロでした。インテリアショップ「unico」がプロデュースした店内は、モロッコランプが灯るエキゾチックでおしゃれな空間で、リラックスできる雰囲気が魅力でした。デートや女子会、パーティーなど様々なシーンで利用されていました。個室やソファ席も用意されており、ゆったりと過ごすことができました。

このビストロのコンセプトは、「パリ5区にあるモロッコ好きのオーナーのフレンチビストロ」で、フレンチとモロッコ料理を融合させた独自の料理を提供していました。名物料理としては、栃木県のブランド豚「さつきポーク」を一頭丸ごと仕入れて調理する豪快な肉料理や、モロッコの伝統的なタジン鍋がありました。さつきポークは脂の甘みと肉質のしっとり感が特徴で、ローストはもちろん、ソーセージやリエット、パテなどのシャルキュトリーとしても提供されていました。タジン鍋は、伝統的な羊を使ったものから魚介を使ったフレンチ風まで様々な種類があり、スパイスの香りが食欲をそそりました。特に自家製塩レモンとチキンのタジン鍋などがメニューにありました。ランチタイムには、平日限定のランチコースやメインを選べるセットがあり、人気の豚ロース肉のローストなどが楽しめました。価格は、ランチがおおよそ1,000円台から、ディナーはコースやアラカルトによって異なりました。ドリンクメニューには、モロッコミントティーなどもあり、本場のティーポットで提供されるなど細部にもこだわりが見られました。

BISTRO KHAMSA 自由が丘は、そのおしゃれな空間とユニークな料理で人気を博していましたが、残念ながら2023年4月30日をもって閉店しました。近隣には姉妹店の「bistro oeuf oeuf」（ビストロ・ウフウフ）が二子玉川にあり、こちらでもBISTRO KHAMSAと同様のメニューが提供されているとのことです。