宮城県本吉郡南三陸町志津川にある「弁慶鮨」は、南三陸さんさん商店街内に位置するお寿司屋さんです。JR気仙沼線BRT志津川駅から徒歩約2分から16分程度の場所にあります。
弁慶鮨は、地元南三陸で水揚げされる新鮮な魚介を使った寿司や海鮮丼を提供しており、寿司職人歴45年以上の店主が握る寿司が味わえます。 東日本大震災で被災後、一度は他県に移住しましたが、「やはり地元でお店を構えたい」という強い思いから、親子で力を合わせ、南三陸さんさん商店街で営業を再開しました。 「古きよき伝統を大切にしつつも、時代の流れに逆らわず新しいことをどんどん取り組む」という考えのもと、魚介類の質と鮮度を最大限に活かした丁寧な仕事ぶりが特徴です。 南三陸の新名物である「さんこめし」は、弁慶鮨が発祥とされています。
メニューには、熟練の寿司職人が握るおまかせ握りの他、南三陸の海鮮を使用したキラキラ丼などがあります。 人気メニューの一つに「今日の漬け丼」があり、宮城県の地酒と地元の醸造元で造られた醤油をブレンドした自家製漬けダレに、その日おすすめのネタを漬けにした一品です。温玉を崩しながらいただくのがおすすめとされています。 握り寿司には赤酢のシャリ、軍艦や巻物には米酢のシャリと、2種類の酢飯を使い分けています。 海鮮丼も人気で、迷ったらこれ、と言われるほどの看板メニューです。 豊洲から直送される「カツのために選ばれたマグロ」を使ったまぐろカツ定食や、特大エビフライとまぐろカツのミックスフライ定食といった揚げ物メニューも提供しています。 夏の時期には南三陸産のウニをたっぷり使った「南三陸キラキラうに丼」が提供されることもあります。 一部のメニューはテイクアウトも可能です。 予算はランチが2,000円から3,000円程度、ディナーが3,000円から5,000円程度です。
店内は高級感があり落ち着いた雰囲気で、一人でも家族連れでも利用しやすいように、テーブル席、カウンター席、掘りごたつタイプの座敷席が用意されています。 ただし、感染症対策のため席数を減らしている場合があり、カウンター席も席数を減らして提供していることがあります。 全席禁煙です。 夜の営業は予約が必要となります。 貸切も可能で、10名から20名程度で利用できる場合があります。 生ごみの分別など、リサイクル活動にも取り組んでいます。 2017年にはミシュランガイド宮城特別版にも掲載されました。