Route 227s’ Cafe TOHOKUは、仙台市青葉区の勾当台公園内に位置するカフェレストランです。地下鉄南北線勾当台公園駅の公園2出口からすぐの場所にあり、アクセスに便利な立地です。地下鉄南北線広瀬通駅西6出口からも徒歩約6分、地下鉄南北線北四番丁駅南出口1からも徒歩約8分でアクセス可能です。また、バス利用の場合は「商工会議所前」で降車後徒歩約5分、「定禅寺通市役所前」で降車後徒歩約1分、「二日町北四番丁」で降車後徒歩約3分です。
このカフェは「食を通して東北227市町村の魅力を発信する」というコンセプトを掲げています。店名の「227」は東北6県にある市町村の数を表しており、東北各地の食材を積極的に使用した料理を提供しています。店内には東北にまつわる書籍が置かれた「6冊図書館」があり、自由に読むことができます。また、壁には市町村名でかたどられた東北6県が描かれたコンセプトアートが配されています。
メニューはランチ、カフェ、ディナーの各時間帯で異なり、和洋ミックスの創作料理が中心です。ランチタイムには週替わりのプレートランチやパスタ、カレーなどがあり、価格帯は平日が900円(税別)から、土日祝日が980円(税別)から提供されています。ランチにはミニサラダとコーヒーが付きます。人気のメニューとしては、石巻産のたらことしらすの和風パスタや、青森県産りんごのソースを添えたローストポークのプレートランチ、バングラデシュのスパイシーカレーなどが挙げられます。ディナータイムには、東北6県の食材を少しずつ楽しめる「227s’前菜プレート」や福島県産伊達鶏もも肉の香草焼きなどがおすすめです。ドリンクメニューも東北産のフルーツを使ったジュースやワイン、東北のクラフトビールなどが用意されています。ランチタイムはコーヒーや紅茶がセルフサービスでおかわり自由というサービスもあります。 価格については、2021年3月31日以前の情報が含まれている場合があるため、直接店舗への確認が推奨されます。
店内は暖かみのある黒と木目を基調としたナチュラルな空間です。オープンキッチンが配され、臨場感があります。席はテーブル席のほか、片側がソファータイプの席や、開放的なテラス席も完備されています。テラス席は勾当台公園を眺めながら食事やお茶を楽しむことができ、ペット同伴も可能です。店舗入口はバリアフリーになっており、ベビーカーでも入店しやすいです。また、子ども用の椅子や絵本も用意されており、子連れでも利用しやすい環境が整えられています。「せんだいのびすくサポーター」にも登録されています。 店内には無料Wi-Fiがあり、一部電源付きの席も利用可能です。ブランケットや足元ストーブも用意されています。
Route 227s’ Cafe TOHOKUは、勾当台公園の再整備に伴い、2025年3月末をもって閉店しました。 閉店に際し、3月には人気だった限定メニューの復刻や、クロージングイベントが開催されました。 2019年8月のオープン以来、約29万6000人が訪れたということです。 今後は、食を通したコミュニケーションを創出する新しい形として、「Route 227s’ Cafeキッチンカー」での事業展開が始まっています。