山口県下松市駅南に位置する「豆腐料理 奴」は、JR下松駅南口から徒歩約5分の場所にひっそりと佇む、70年以上の歴史を持つ居酒屋です。昼はラーメン店、夜は居酒屋として営業していましたが、2024年12月より夜の宴会との兼ね合いでお昼のラーメン営業は休止しています。地元の食材を使用し、熟練の料理人が心を込めて調理した豆腐料理や湯葉料理、冬場には鴨鍋、天然のクエ料理などが楽しめます。特に、北海道産大豆を使用した自家製豆腐で作る引き上げ湯葉はおすすめの一品とされており、目の前で湯葉を一枚ずつ引き上げながら出来たてを味わうことができます。湯葉を楽しんだ後は、にがりを加えておぼろ豆腐にすることも可能です。鴨鍋は先代が約55年前に始めたという冬の名物料理です。
店内は和風で落ち着いた雰囲気です。席については、カウンター席が6名まで、テーブル席が6名までと12名までの席があり、個室も利用可能です。
メニューには豆腐料理や鴨料理のほか、串料理や揚げ物など居酒屋メニューも揃っており、地酒と共にゆっくりと食事を楽しむことができます。また、かつてお昼に提供されていた鴨南蛮醤油ラーメンは、あっさりとした上品なスープと濃厚な鴨のコクが特徴で、飲んだ後の〆としても人気があったようです。自家製米を使用したご飯セットも提供されていました。季節によっては笠戸島で養殖された笠戸ひらめ料理も提供されることがあります。
詳細な営業時間は時期によって変動がある可能性があり、事前に店舗への確認が推奨されます。ブログ情報によると、2025年1月時点ではお昼の営業は休止しています。駐車場はお店から少し離れた場所にあります。どこか懐かしい空間で、フレンドリーな店主と女将が迎えてくれるアットホームな雰囲気も魅力の一つです。