奈良県奈良市西寺林町に位置する「キッチンPEPITA」は、近鉄奈良駅から徒歩約7分から11分ほどの場所にある洋食店です。 1981年創業のこの店は、奈良町に「ならまち」という言葉が定着する以前からこの地で愛されてきました。 40年以上にわたり、奈良の食通たちに支持されている老舗です。 厚生労働大臣賞調理師業務功労賞を受賞したシェフが腕を振るっており、その確かな技術で素材の味を活かした創作料理を提供しています。
料理は洋食をベースにしながらもジャンルにとらわれず、特に黒毛霜降り和牛ステーキや、仕上げにムルギーカリーを加えたコース料理がメインとされています。 ランチタイムには、ヤマトポークステーキやビーフカツレツといった洋食セット、ズワイガニの究極炒飯などの軽食を含む7種類のメニューが提供されることがあります。 土曜日には予約制でミニコースも用意されており、夜は肉料理を中心とした多彩なコースが楽しめます。 ムルギーカリーは第1回なら黒米カレー選手権で優勝したこともあり、スパイシーでありながらもサラサラとしており、奥深い味わいが特徴です。 また、自家製タルタルソースで味わう有頭エビフライや、オニオンソースでいただく大和牛のビーフピラフオムライスなどもメニューに並びます。 ドリンクメニューも豊富で、自家製ハーブのモヒートなどのカクテルやワイン、焼酎なども取り扱っています。
店内は1階にカウンター席、2階にテーブル席があり、総席数は26席です。 個室の用意はありません。 喫煙については、全席喫煙可、あるいは分煙(1階:喫煙席、2階:禁煙席)との情報があり、来店前に直接店舗に確認することをおすすめします。 駐車場はありません。 店内には厚生労働大臣賞の賞状や、珍しい菊の紋が入ったタバコが飾られており、店の歴史やこだわりを感じさせる空間となっています。 アットホームな雰囲気で、常連客も多いようです。