京都市中京区河原町通三条下ル山崎町、京都BALの地下2階に位置するMARUZEN cafe 京都店は、創業140年以上の歴史を持つ老舗書店「丸善」に併設されたカフェです。阪急京都線京都河原町駅から徒歩約4分から7分、京阪本線三条駅から徒歩約6分から8分、京都市役所前駅から徒歩約7分と、各線からのアクセスが良い立地です。バスを利用する場合は、河原町三条バス停から徒歩約1分です。京都BALは2015年にリニューアルオープンしており、広々とした空間が特徴です。書店の中にありながらもパーテーションで区切られており、落ち着いた雰囲気で過ごすことができます。カフェは地下2階の書店部分に併設されています。
MARUZEN cafeのコンセプトは、老舗書店ならではの文化的な雰囲気の中で、ゆったりと読書やお茶を楽しむことができる空間提供にあります。特に、梶井基次郎の小説「檸檬」にゆかりのある丸善京都本店に併設されていることから、「檸檬」をテーマにした特別なメニューも提供されています。店内には複製された洛中洛外図屏風絵が飾られるなど、京都らしさも感じられる内装です。席数は公式サイトによると48席、ホットペッパーグルメによると63席とされており、席間隔は一定に保たれています。個室や座敷、掘りごたつ、カウンター、ソファー席、テラス席はありません。全席禁煙です。
メニューの中心は、丸善創業者の早矢仕有的氏が考案したとされる「元祖・早矢仕ライス」です。濃厚で深い味わいのハヤシソースが特徴で、ポーク早矢仕ライスや早矢仕オムライスなどのバリエーションがあります。価格帯は、早矢仕ライスがおおよそ1,180円から1,830円程度です。また、京都店限定のスイーツとして、梶井基次郎の小説「檸檬」にちなんだ「檸檬」ケーキがあります。レモンの皮を器に見立てたこのケーキは、酸味のあるレモンゼリーとレモンサワークリーム、レモンスポンジの三層で構成されており、さわやかな味わいが楽しめます。価格は単品で700円、ドリンクセットもあります。その他、ワッフルやパフェ、サンドイッチ、サイフォンで淹れるコーヒーなども提供されています。メニューの価格帯は、ランチ、ディナーともに1,000円から2,000円程度が目安となるようです。支払いは、現金の他、各種クレジットカードや交通系電子マネー、一部電子マネーが利用可能です。Wi-Fiは未確認です。特別なサービスに関する情報は見当たりませんでした。