京都市上京区上立売町、瑞祥ビル地下1階にある「汁なし担々麺ラアノウミ」は、本格的な汁なし担々麺が楽しめるお店です。最寄りの京都市営地下鉄烏丸線今出川駅からは徒歩約5分から7分ほどの距離に位置しており、同志社大学からも近く、学生をはじめとした多くの人々に利用されています。また、出町柳駅からも車で約5分とアクセスしやすい立地にあります。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。店舗前のスペースには自転車を停めることも可能です。店内は白を基調とした広々とした空間で、カフェやバーのようなおしゃれな雰囲気も持ち合わせています。座席はカウンター席とテーブル席があり、一人でもグループでも利用しやすい造りとなっています。カウンター席には仕切りも設置されています。個室や座敷、掘りごたつはありません。全席禁煙です。
ラアノウミの最大の特徴は、広島のご当地グルメである汁なし担々麺をベースに、独自の進化を遂げた担々麺を提供している点にあります。店名は麻辣や辣油の「辣」に由来し、「辣ノ海(ラアノウミ)」と名付けられました。自家製ラー油や八角、花椒、シナモンなどを独自に配合した紅色のタレが、エメラルドグリーンの器に映える一杯です。ベースの胡麻が辛さをマイルドにし、細麺と絡み合うことでなめらかな口当たりとスパイスの繊細な風味が口の中に広がります。辛さやしびれはリクエスト可能で、卓上のラー油、花椒、黒酢、お酢で多彩な味の変化を楽しむことができます。店主は地元広島の汁なし担々麺専門店で約5年間修行を積んでおり、京都でこの味を広めたいという思いから開店しました。2020年10月29日にオープンし、「究極のラーメンぴあ関西版」の新店部門で準グランプリを受賞した実績もあります。
メニューは、店名を冠する看板メニュー「汁なし担々麺 ラアノウミ」をはじめ、「シン・スタミナラーメン」、「ラアノウミ特製麻婆豆腐」などがあります。汁なし担々麺はゴマベースの「ラアノウミ」と醤油ベースの「マアノウミ」があり、辛さを細かく調整できるのが特徴です。辛さ0から10辛まで選べ、それ以上の激辛メニューも用意されています。価格は「汁なし担々麺 ラアノウミ」が830円(税込)、ランチタイムには690円(税込)で提供されていた時期もあります。シン・スタミナラーメンは930円(税込)で、豚バラ肉とニンニクが特徴の辛旨な一杯です。ラアノウミ特製麻婆豆腐は840円(税込)で、熱々のシビカラ麻婆豆腐はご飯やビールによく合います。他にも空心菜のニンニク炒めや水餃子、棒棒鶏、油淋鶏など一品料理も提供しています。ランチメニューは夜も注文可能です。平均予算はランチが~1,000円、ディナーが~2,000円程度です。
ご飯は50円で食べ放題となっており、麺を食べ終わった後のタレにご飯と温泉玉子(90円)を入れて〆として楽しむのがおすすめです。デリバリーやテイクアウトも実施しています。幼児用イスも用意されており、子連れでも利用しやすい配慮がされています。支払いはPayPayも利用可能です。定休日は日曜日と祝日ですが、不定休の場合もあるため事前の確認が推奨されます。営業時間は11:00から15:00、17:00から21:30(ラストオーダー21:00)です。限定メニューが登場することもあります。