京都市伏見区に位置する「京の台所 月の蔵人」は、日本有数の酒処として知られる伏見で、月桂冠によって大正二年(1913年)に建築された歴史ある酒蔵を改装した和食レストランです。京阪本線伏見桃山駅からは徒歩約5分、近鉄京都線桃山御陵前駅からも徒歩圏内にあり、アクセスしやすい立地です。また、専用の無料駐車場が10台分あります。
店内は、酒蔵の梁を活かした趣のある空間で、落ち着いた和の雰囲気が広がっています。 席数は160席と広く、個室も完備されており、8人、10名から20名、20名から30名での利用が可能です。 掘りごたつ式の席もあり、ゆったりと過ごすことができます。 全席禁煙ですが、西側玄関の外に灰皿が設置されています。 無料Wi-Fiも利用できます。
「京の台所 月の蔵人」では、月桂冠が醸す日本酒と共に、旬の素材を活かした京料理をベースにした創作和食を提供しています。 名物料理の一つは「大吟醸鍋」で、日本酒を一本丸ごと使用した出汁で味わうことができます。 また、自家製の手作りざる豆腐も人気の品で、まずは何もつけずにそのまま、その後、出汁つゆや数種類用意された塩で味わうのがおすすめです。特にわさび塩が好評です。 ランチタイムには、自家製ざる豆腐がおかわり自由のサービスがあることも魅力です。
メニューには、名物の大吟醸鍋や自家製ざる豆腐に加え、季節ごとの御膳やコース料理、一品料理が豊富に揃います。 ランチメニューとしては、1日30食限定の蔵人御膳や湯葉づくし御膳、金華豚を使った御膳などがあり、価格帯は1,000円台後半から3,000円台前半の御膳が中心です。 夜の予算は一人あたり3,500円程度、宴会の場合は6,000円程度が目安とされています。 コース料理も用意されており、夜には当日注文可能な会席コースもあります。
店内に併設して鰻専門店の「うなぎ 玄 -KURO-」があり、本格的なうな重や鰻尽くしのコースを月の蔵人の席で楽しむことも可能です。 お子様メニューも用意されており、子連れでの利用も歓迎されています。
歴史ある酒蔵という非日常的な空間で、こだわりの和食と日本酒を堪能できる「京の台所 月の蔵人」は、食事や宴会、接待、記念日など様々なシーンで利用できます。 観光地からもアクセスが良く、伏見稲荷大社や月桂冠大倉記念館、寺田屋などを訪れる際の食事処としても便利です。