京都市北区紫竹西高縄町にひっそりと佇む「bistro Chic」は、隠れ家のような雰囲気を持つフレンチレストランです。地下鉄烏丸線北大路駅から徒歩約10分から15分、市バス「大徳寺前」停留所からは北へ徒歩約10分と、少し落ち着いた住宅街に位置しています。この場所は、京都らしさを残しつつも観光客で溢れかえりすぎない、穏やかな時間が流れるエリアです。
古民家を改装したという店舗は、京町家の趣を大切にしつつ、オーナーシェフ自らが細部にまでこだわったという、おしゃれで落ち着いた空間が広がっています。特に、靴を脱いで上がる畳敷きの空間に、広いオープンキッチンとカウンター席、テーブル席がゆったりと配置されており、和とフレンチが融合した独特の雰囲気を醸し出しています。
「bistro Chic」のコンセプトは「Chic(渋さ)」。渋い場所、渋い素材、渋い和食器を使用し、無口な料理人のコンセプトを掲げています。希少な食材を全国の山里から取り寄せ、特に京都美山産のジビエや、奥様のご実家が亀岡で無農薬栽培した自然栽培野菜を積極的に使用しています。 これらの厳選された食材を、ポルトガル料理から始まりフランス料理を経験したというシェフが、独自のフィルターを通して一期一会の料理へと昇華させています。甘、辛、苦、酸、旨といった人生の味を表現した料理は、一皿ごとにしっかりとしたコンセプトがあり、素材への愛情が感じられます。
メニューはコース形式で提供されており、ランチはお昼のコースが、ディナーは夜のコースが用意されています。以前の情報では、ランチコースが3,500円(税別)から、夜のコースが6,000円(税別)から提供されていたこともあります。 美山産鹿ロースのロティや美山ジビエのコンソメ、ジビエのパテクルートといったジビエ料理のほか、自家製人参のガレットや旬の魚料理、タルトタタンなどのデザートも提供されています。 コースは食欲を刺激する旨みの強いものから、さっぱりとした後口のものまでバランスよく構成されており、食べ終わった後の満足感が高いという口コミも見られます。
座席はカウンター席が6席、4名掛けのテーブル席が1卓、2名掛けのテーブル席が1卓あり、総席数は12席です。 個室の用意はありませんが、20名以下の貸切に対応可能です。 店内は全席禁煙となっています。
「bistro Chic」は完全予約制で、前日までの予約が必要です。 当日のキャンセルや人数変更にはキャンセル料が発生する場合があるため注意が必要です。 お祝い・サプライズにも対応しており、お子様連れでの利用も可能で、お子様用プレートメニューも用意できます。 また、店頭で靴を脱いで上がるスタイルのため、脱ぎやすい靴での来店が推奨されています。 無料Wi-Fiも利用可能です。 支払いは各種クレジットカードや電子マネー、QRコード決済が利用できます。 駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。 定休日は不定休のため、来店前に公式ウェブサイトやSNSで確認することが推奨されています。