京都市右京区太秦多藪町に位置する「茶菓えん寿」は、単一農園単一品種の日本茶と自家製和菓子を提供するカフェです。嵐電「帷子ノ辻」駅から徒歩約4分、嵐電「太秦広隆寺」駅から徒歩約7分、市バス「帷子ノ辻」バス停から徒歩約3分と、アクセスしやすい場所にあります。京福電鉄北野線撮影所前駅からも徒歩約4分です。大映通り商店街にあり、地元の人々はもちろん、観光客も多く訪れるエリアに位置しています。白を基調とした明るい店内には、カウンター席とテーブル席合わせて9席が設けられており、落ち着いた空間でゆったりと過ごすことができます。全席禁煙です。駐車場はありません。個室の用意はありません。
店主は京都の有名和菓子店で18年間和菓子職人として研鑽を積んだ人物で、「喫茶店なのに日本茶を置いている店が少ない」という疑問から、日本茶の専門店を開くに至りました。お茶の良さを広めたいという思いのもと、京都の宇治茶だけでなく、全国の生産農家や産地問屋を直接訪ねて仕入れたこだわりの茶葉を常時30種類以上、多い時には40種類以上取り揃えています。単一農園単一品種(シングルオリジン)の茶葉にこだわり、ブレンドせずに茶葉本来の風味や個性を楽しめるように提供しています。メニューにはそれぞれの茶葉の特徴や生産者の名前、畑の立地などが記されており、店内で茶園の写真を見ることもできます。一煎目は淹れた状態で提供され、二煎目以降は自分で淹れて楽しむスタイルです。
提供される和菓子は店主が毎日手作りしており、季節の移ろいを大切にした主菓子は二週間に一度意匠が変わります。国産素材を中心に使われています。特に評判の高いメニューの一つに「本わらび餅」があります。温かい出来たてを提供しており、トロリとした食感とわらびの風味が特徴です。黒蜜をかけずにそのまま食べるのもおすすめとされています。その他、フルーツ大福や生菓子、どら焼きなどもテイクアウト用に販売されています。お茶と生菓子のセットも提供されており、ランチタイム、ディナータイムともに予算は1000円程度で楽しめるとの情報があります。
支払いはカードは利用できませんが、PayPayやau PAYなどのQRコード決済が利用可能です。店舗の公式サイトやFacebook、Twitter、Instagramでも情報発信を行っています。和菓子教室は現在行われていません。