京都府京都市東山区清水に位置する「普門茶屋」は、清水寺から徒歩約2分とアクセスしやすい場所にあります。 京阪本線清水五条駅からは徒歩約16分から20分程度です。バスを利用する場合、京都市営バス「五条坂」バス停または「清水道」バス停から徒歩約10分とされています。 駐車場はありませんので、公共交通機関の利用がおすすめです。
2021年8月2日にセルフスタイルの門前茶屋としてリニューアルオープンし、2022年5月24日にも再度リニューアルされています。 コンセプトは「モダンスタイルの清水寺門前茶屋」で、野点の設えをモダンにアレンジした空間で、ゆったりとくつろげる雰囲気を提供しています。 店内は落ち着いたモダンな内装が特徴で、1階席と2階席があり、全56席が設けられています。 個室や完全個室の用意はないようです。
普門茶屋の名物は、もちもちとした食感と食べ応えのある大きさが特徴の「大わらび餅 清水 -KIYOMIZU-」です。 これは清水寺の名前の由来とされる音羽の瀧の清らかな水に見立てたわらび餅で、希少な本わらび粉と数種類のでん粉を独自配合でブレンドし、一般的なわらび餅の約3倍の大きさでカットされています。 味は、深く焙煎した京きなこと沖縄県産黒糖を使用した黒蜜で味わう「京きなこ&黒蜜」と、特別な抹茶を使用した「抹茶きなこ&抹茶蜜」の2種類があります。 「大わらび餅 清水 -KIYOMIZU- 京きなこ&黒蜜」は990円(税込)、特選抹茶付きは1,430円(税込)、「大わらび餅 清水 -KIYOMIZU- 京抹茶きなこ&抹茶みつ」は1,100円(税込)です。
また、食前には北海道産小豆のあんことバニラアイスクリーム、または抹茶アイスクリームを特注の焦がし最中に挟んで食べる「わらび餅最中」のサービスがあります。 これはわらび餅とは別に提供される、新しい発想の和スイーツとして楽しめます。
メニューには、日本最高位の茶師十段である酢田恭行氏が選定した抹茶を贅沢に使用した「茶師十段の特選抹茶アイスパフェ 五重 -GOJU-」もあります。 抹茶アイスは抹茶の旨味や苦味を引き出すために通常の2倍量をブレンドしており、わらび餅も添えられています。 価格は1,210円(税込)です。
ドリンクメニューも充実しており、茶師十段選定の特選抹茶「慶福 -KEIFUKU-」(550円 税込)をはじめ、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、自家製京レモネードなどがあります。 特選抹茶は清水焼の抹茶碗で提供され、深い味わいを堪能できます。
普門茶屋はセルフスタイルでの提供で、手頃な価格で本格的な京甘味を楽しむことができる点が特徴です。 テイクアウトも可能です。 営業時間は通常12:00から17:30まで(ラストオーダー17:00)で、12月31日から1月4日までは定休日となります。 年中無休とされていますが、時期によって営業時間が変更される可能性があるため、事前に確認することが推奨されます。 支払いは各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。