京都市上京区に位置する鳳舞楼は、京都市営地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩約1分というアクセス至便な場所にある中華料理店です。元々は京都ブライトンホテルの近くで営業していましたが、2024年3月25日に現在の今出川の店舗に移転オープンしました。新しい店舗はエレベーターを備えたビルの5階にあり、窓からは京都の街並みを眺めることができます。店内は落ち着いた雰囲気で、女性一人でも訪れやすい上品な町中華といった様相です。席数は34席で、テーブル席や掘りごたつ式の席があります。個室はありませんが、貸切は20名から50名まで可能です。全席禁煙となっています。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。
鳳舞楼は、「京中華の祖」と呼ばれる高華吉氏が手掛けた伝説的名店「鳳舞」の流れを汲むお店です。 鳳舞で麺作りを担当していた店主が2015年に開いたとされており、鳳舞の味を継承しながらも、新しいメニューも提供しています。 京中華の特徴である、鶏ガラや昆布をベースにしたあっさりとした優しい味わいが特徴で、ニンニクや生姜を強く効かせすぎない上品なテイストです。
メニューの中でも特に人気なのが「カラシソバ」、撈麺(ロウメン)です。 カラシが効いた餡かけそばで、自家製の麺はパスタに使われるセモリナ粉と北海道の小麦粉をブレンドした独自の麺を使用しており、もちもちとした食感が特徴です。 また、レタスが入っているのも特徴の一つです。 その他にも、自家製薄皮でクワイの食感が楽しめる焼売や、手作りのたまご春巻きである韮黄春巻(ニラマキアゲ)、白餡で上品な味わいの酢豚なども人気メニューとして挙げられます。 5月には丹波産豚を使った雲白肉(ウンパイロウ)が新メニューとして登場しました。 料金については、昼は1,000円から1,999円、夜は3,000円から3,999円が目安とされています。 カラシソバは1,200円、焼売は600円、韮黄春巻は1,200円、雲白肉は1,200円です。 酢豚は1,100円です。
ドリンクメニューとしては、ソムリエが厳選した紹興酒があり、甕だしや週替わりの銘柄を飲み比べで楽しむこともできます。 食後にはジャスミンティーではなく玄米茶が提供されるというユニークな点もあります。
特別なサービスに関する情報は確認できませんでしたが、子供連れでの利用も可能で、ベビーカーでの入店もできます。 複数言語のメニュー(英語)も用意されています。 昼の支払いは現金のみですが、夜は現金の他にPayPayも利用可能です。 ネット予約も受け付けています。