京都市東山区清水に位置する「BENOIT Kyoto」。歴史ある清水の地に佇む「ザ・ホテル青龍 京都清水」の別棟にあり、京都らしい風情を感じさせる瓦屋根の建物です。 パリで100年以上続く老舗ビストロ「ブノワ」のエスプリを受け継ぎ、アラン・デュカス氏がプロデュースするフレンチレストランとして、2020年3月にオープンしました。 京都駅からタクシーで約10分から15分、京阪電車清水五条駅からは徒歩約20分、市営バス清水道バス停からは徒歩約5分、五条坂バス停からは徒歩約10分でアクセス可能です。
店内は、伝統的なフランスのボワズリーを用いた壁や、アラン・デュカス氏自身がフランスの蚤の市で選んだアンティークの家具やポスターが配されており、パリのビストロの温かく心地よい雰囲気が再現されています。現代的なカール・ハンセンのチェアも取り入れられ、伝統とコンテンポラリーが融合した空間が広がります。ダイニングエリアにはテーブル席とソファ席があり、さらに東山の景色、特に法観寺の八坂の塔を眺めることができるテラス席が16席設けられています。店内合計で96席(テラス含む)を有し、貸切も可能です。個室はありません。全席禁煙で、ホテル内に喫煙ルームがあります。
提供される料理は、フランスの伝統的なビストロ料理に旬の食材や京の要素を取り入れたモダンフレンチです。シェフは、神戸北野ホテルやパリでの研鑽を積んだ後、アラン・デュカス氏のもとで経験を重ねた人物が務めています。定番メニューとしては、昔ながらの製法で2日間かけて作られる「パテ・アン・クルート」や、シロップとブランデー、生クリームのバランスが絶妙なデザート「サヴァラン」が好評です。ランチはプリフィックススタイルで、前菜、メイン、デザートをそれぞれ選べるコースが数種類用意されています。例えば、前菜1品、メイン1品、デザート1品のコースや、前菜2品、メイン1品、デザート1品のコースなどがあります。ディナーは、シェアできるオードブルや、ビストロ定番、コンテンポラリーな料理、デザートなどがアラカルトで提供されます。ランチコースはおよそ6,000円台から、ディナーコースはおよそ10,000円台からの価格帯です。その他、季節限定の特別コースやアフタヌーンティーのプランも提供されることがあります。ドリンクはワインリストが豊富で、グラス、ボトル共に種類が多く取り揃えられています。
特別なサービスとしては、記念日での利用時に有料でケーキの用意が可能(要事前相談)なほか、アレルギーや好き嫌いへの対応も可能な限り行っています(乳製品、卵がNGの場合は対応できる内容が限られる場合があります)。未就学のお子様の利用はできませんが、小学生以上は利用可能です。ただし、お子様メニューの用意はありません。英語メニューがあり、英語対応可能なスタッフもいるため、海外からの利用者も安心して利用できます。ドレスコードはスマートカジュアルが推奨されており、短パン、ハーフパンツ、Tシャツ、サンダル等での入店は控える必要があります。サービス料が別途10%かかります。ホテルおよびレストラン専用の駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。
京都の情緒あふれるロケーションで、パリの伝統とモダンが融合したフレンチを景色と共に楽しめるレストランです。