京都市中京区室町通錦小路西入ル天神山町に位置する「膳處漢ぽっちり」は、旧呉服商の店舗兼住宅をリノベーションした趣のある空間で、中国宮廷料理の流れを汲む北京料理を提供しています。エントランスの洋館造りから京町家の空間へと続く造りは、非日常的な雰囲気を醸し出しています。店名には、かつて都の御厨所があった滋賀県大津が「膳所(ぜぜ)」と呼ばれたことに由来する「膳處漢」と、舞妓さんの帯留めを指し「かわいらしい」という意味を持つ京都の言葉「ぽっちり」が組み合わされており、本格的な北京料理と、蔵を改装したバー「ぽっちり」で提供される酒類を楽しめることを表しています。
アクセスは、地下鉄四条駅または阪急烏丸駅から徒歩約4分から10分程度と駅からのアクセスも比較的良好です。
店内は、メインフロア、大広間、個室など様々なタイプの席が全180席または196席用意されており、日常使いはもちろん、接待や記念日、家族での食事など、多様なシーンに対応可能です。特に中庭が見えるメインフロアの席は人気が高いとされています。 個室は2名用から7名以上用まであり、様々な人数での利用が可能です。 掘りごたつ席や座敷席も完備しています。 また、かつて蔵であった場所をリノベーションしたバーも併設されており、食後にゆっくりと過ごすこともできます。
提供される料理は、中国宮廷料理の流れを汲む本格的な北京料理です。京都の食材や旬のものを積極的に取り入れています。 看板メニューとして、フカヒレの姿煮込みと北京ダックが挙げられます。フカヒレは吉切鮫、毛鹿鮫、青鮫といった高級食材を使用し、濃厚なソースで仕上げられています。 北京ダックは肉厚で食べ応えがあるのが特徴です。 ランチタイムにはコースメニューや麻婆豆腐膳、北京ダック麻辣麺などの単品メニューも提供されており、比較的手頃な価格で本格的な中華料理を味わうことができます。 ランチコースは5,000円から、ディナーコースは8,000円から用意されています。 アラカルトメニューも充実しており、一品料理を多数楽しむことも可能です。 メニュー内容は仕入れ状況によって変更される場合があります。
特別なサービスとしては、京都で開催されるグルメイベントに参加することや、特定の期間に祇園祭の名物である「しみだれ豚饅」を販売することがあります。 お祝いやサプライズでの利用、テイクアウトも可能です。 お子様連れでの利用も可能で、乳児や未就学児、小学生も入店でき、ベビーカーでの入店も可能です。 英語対応や英語メニューの用意もあります。