京都市南区に位置する「軍鶏そば 極だん」は、JR西大路駅から南へ徒歩約3分の場所にあります。京懐石料理店で料理長を務めた経験を持つ店主が手掛ける、軍鶏を使ったラーメンが特徴です。通常の鶏よりも筋肉質で脂肪分が少ない軍鶏は、あっさりとしていながら旨みと深みのある出汁が取れるとされています。
提供されるラーメンのスープは、近江軍鶏の鶏ガラをじっくり煮込んだ白湯と清湯の2種類を基本としています。 これらのスープに、あさりや煮干しなどの魚介出汁で作ったかえしを加え、濃厚ながらも和風でマイルドな味わいに仕上げているとのことです。 メインメニューには「軍鶏そば」と「軍鶏白湯そば」があり、その他に「軍鶏そば(塩)」やつけ麺も提供されています。 期間限定のラーメンが登場することもあるようです。 価格帯は、軍鶏白湯そばが990円から、軍鶏そばが890円からなどの情報が見られます。 特製やチャーシューの追加、味玉やメンマ、ネギなどのトッピングも可能です。 チャーシュー丼やチャーシュー丼セットもメニューにあります。
麺はライ麦と全粒粉を配合した自家製麺で、少し蕎麦のような色合いをしています。 白湯スープにはやや太めの麺が使われることもあるようです。 また、玄米ご飯も用意されており、ランチタイムには麺大盛か玄米ご飯のサービスがあるという情報も見られます。
盛り付けには和食のエッセンスが取り入れられており、麩やあられなどが彩りを添えています。 卓上には、一般的なラーメン店にあるようなコショウやニンニク、辛みそなどはなく、代わりに和歌山県産の早摘みぶどう山椒のミルが置かれています。 このぶどう山椒は、辛さ控えめで爽やかな香りがスープの味を引き立てるとのことです。
店内はカフェ風の雰囲気で、女性一人でも入りやすいと評判です。 座席はカウンター席が4席と、2人掛けテーブルが1卓、4人掛けテーブルが1卓のこぢんまりとした空間のようです。 全席禁煙です。 個室や駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあるようです。 注文は食券制です。 2020年11月20日にオープンしました。