京都府舞鶴市平野屋に位置する「machiya」は、JR舞鶴線および京都丹後鉄道宮舞線の西舞鶴駅から徒歩約11分から12分ほどの場所にあります。空き家となっていた古民家をリノベーションして誕生した店舗で、設計士である店主自らが内装や家具のデザインを手がけています。 天井や床は元の古民家のものが活かされており、他の古民家から譲り受けた家具や障子が配されています。加えて、京都府指定無形文化財の黒谷和紙やモールテックスといった素材も取り入れられ、昔ながらの空気感とデザイン性が融合した空間となっています。店内は開放的で明るく、落ち着いた雰囲気です。また、銭湯「若の湯」で使われていた鏡も活用されており、レトロな趣を添えています。店内にはカウンター席の他、小上がりの和室席、テーブル席、ソファ席があり、多様なシーンで利用できる合計20席を備えています。小上がりの壁には黒谷和紙が貼られ、本物の紅葉が配されるなど、細部にもこだわりが見られます。屋外にも飲食スペースがあり、商店街の景色を眺めながら過ごすことも可能です。
machiyaでは、舞鶴にある老舗豆腐店「藤井豆腐店」の上質な豆乳をたっぷりと使用した豆乳ソフトクリームが看板メニューです。大豆の風味が豊かに香り、甘さ控えめで優しい味わいが特徴です。一番人気の「マイヅルおとうふソフト」は、この豆乳ソフトそのものの味を楽しめます。湯葉豆腐を混ぜ込んだ特製の「マイヅル湯葉ジェラート」も提供されており、豆腐の旨みを感じられる優しい味わいです。これらはカップ入りでお持ち帰りやお土産にも人気です。その他、通年メニューとしてキッズソフト、コーヒーフロート、スカッシュフロート（いちご、レモン）、ホット・アイスコーヒー、生ビール、クラフトビールASOBIがあります。マイヅルおとうふソフトは440円、キッズソフトは300円、マイヅル湯葉ジェラートは450円です。季節ごとに地元のフルーツなどを使用した期間限定メニューも登場し、過去には地元舞鶴産のいちごや夏みかんをトッピングしたパフェ、冬季には焼いもソフトなども提供されています。
営業時間はおおよそ11時または11時30分から17時までで、ラストオーダーは16時30分の場合があります。定休日は火曜日と水曜日ですが、季節により変動する場合があります。駐車場については、14時30分までは銭湯「若の湯」の駐車場（5台分）を利用でき、それ以降は近隣のコインパーキングを利用する必要があります。クレジットカード（VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners）や各種電子マネー、QRコード決済（PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、メルペイ、au PAY、交通系電子マネーなど）が利用可能です。Wi-Fiも利用できます。ペット同伴については、ドッグラン併設の近隣カフェに関する情報の中にmachiyaの記載があるものの、machiya自体でのペット同伴に関する明確な情報は見られませんでした。
