京都市下京区朱雀宝蔵町、河岸ホテルの1階に位置する「KAGAN FOOD STUDIO(旧KAGAN TODAY)」は、JR梅小路京都西駅から徒歩約5分、JR丹波口駅からは徒歩約10分、七条千本バス停からも徒歩約5分とアクセスしやすい場所にあります。かつて京都市中央卸売市場の青果卸売会社の女子寮・加工場・倉庫だった建物をリノベーションしており、アーティストが滞在するホテルの1階にあることから、アートと食の融合をコンセプトに掲げています。店内は現代アートに囲まれた空間で、ユニークな食体験を提供することを目指しています。
メニューは、市場から仕入れた野菜をふんだんに使用した「市場特製野菜とチキンのカレー」が人気で、価格は990円(税込)です。このカレーは、たっぷりのスパイスと野菜を使用しており、自家製のカラフルなピクルスが添えられています。カフェメニューとしては、一杯ずつハンドドリップで淹れるコーヒー(浅煎り/深煎り選択可能、400円税込~)や、アールグレイ(500円税込)、日本酒(500円税込)なども提供しています。また、自家製シロップを使用したオリジナルのドリンクも特徴の一つで、「BLEND NOTE TEA」として、紅茶とお茶、自家製シロップやペアリングの焼酎を組み合わせて楽しむことができます。かき氷も人気メニューで、特に夏季限定で提供されるご馳走かき氷は、バナナミルクティ、お濃茶×マスカルポーネアイス、グレープフルーツ×杏仁クリームなどがあり、価格は各1,100円(税込)です。これらのドリンクやかき氷には、プラス料金でアイスクリームをトッピングすることも可能です。フードメニューとドリンクをセットで注文すると、100円引きになるサービスがあります。キッズメニューも準備中とのことです。
店内の総席数は50席で、5名以上の利用には電話での相談が推奨されています。個室もあり、7名用以上に対応可能です。席の種類としてはソファ席も一部ありますが、基本的には様々な席が用意されているようです。店内は全席禁煙ですが、建物外に喫煙スペースが設けられています。無料Wi-Fiと電源コンセントが利用可能で、コワーキングスペースとしての利用もできます。バリアフリーにも対応しており、駐車場も利用できますが、宿泊者の予約が優先されます。また、地下にはギャラリースペースがあり、無料でアート作品を鑑賞できるのもこの店舗の特徴です。
営業時間は通常は金曜日のみの営業で、15:00から15:30までの短い時間に限られていましたが、2025年はイベントスペースの貸切やホテル宿泊が中心となり、カフェとしての営業は夏季期間(7月~9月)の土日祝12:00~17:00に限定される予定です。最新の営業状況については、SNSでの確認が推奨されています。支払方法については、各種クレジットカード(VISA, Mastercard, Amex, JCB)や電子マネー(楽天Edy, Suica, ICOCA, iD, QUICPay, ApplePay)、QRコード決済(PayPay)が利用可能です。テイクアウトサービスも実施しており、テイクアウト用の待ちスペースも確保されています。
KAGAN FOOD STUDIOは、「創る(CR”EAT”E)×食べる(EAT)」をテーマに、食とアートの新たな出会いを創造する場として運営されています。リノベーションされた元市場の建物を活用し、現代アートに囲まれた空間で、市場直送の野菜を使ったカレーや趣向を凝らしたかき氷、オリジナルのドリンクなどを楽しむことができます。宿泊施設やレンタルスペースとしての機能も持ち合わせており、多様な目的で利用できる施設の一部として、カフェが位置づけられています。