京都市中京区蛸薬師通麩屋町西入ル油屋町、洋燈館の1階に位置する「Cantina Arco(カンティーナ アルコ)」は、南イタリアの陽気な雰囲気をイメージしたおしゃれなイタリアンレストランです。阪急京都本線京都河原町駅11番出口から徒歩約4分、烏丸駅からも徒歩約4分、京都市営地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅からは徒歩約9分とアクセスしやすい立地にあります。レンガ造りの建物の奥まった入口にあり、深緑色のガラス扉とアーチ状の白い枠が特徴的な外観です。店内は、イタリア好きの女性オーナーシェフが手掛けた、本場のイタリアの酒場を思わせる温かみがありつつもお洒落な空間が広がっています。カウンター席とテーブル席があり、全体で32席が用意されています。8名まで利用可能な個室も完備されており、記念日や女子会、宴会など様々なシーンに対応できます。店内は全席禁煙です。
オーナーシェフは、京都の老舗イタリア料理店での勤務やイタリアでの1年間の料理修業を経て、2014年にこの「カンティーナ アルコ」をオープンしました。南イタリア、特にナポリ近郊のソレントでの経験が料理の根底にあり、現地の味を日本で再現しつつ、日本の食材に合わせてより美味しくなるように工夫を凝らしています。使用する食材は、地元京都府産に加え、滋賀県や長野県など日本各地の生産者から厳選して取り寄せたものを使用するなど、生産者との繋がりを大切にしています。
メニューには、オーナーシェフこだわりの本格的な南イタリア料理が並びます。ランチタイムは14:00から17:00まで(ラストオーダー16:30)、ディナータイムは18:00から24:30まで(ラストオーダー24:00)営業しており、遅めのランチや仕事帰りのディナーにも利用しやすい営業時間です。定休日は毎週水曜日と、月に一度不定休があります。
人気のメニューとしては、オーストラリア産の牛肉を使った肉団子をトマトソースで煮込んだナポリ風の「ポルペッティ ナポレターナ」があります。このポルペッティは男性からの人気も高い一品です。他にも、ナポリ直送のトレッチャを使ったカプレーゼ、自家製ツナ、トマトのブルスケッタ、国産レモンを使った「レモンのスパゲッティ アルコ風」、大粒あさりのヴェルミチェッリ 白ワイン風味、いわしと松の実のスパゲッティ、チーズとカリカリにんにくのパスタなど、パスタメニューも豊富です。ランチタイムには、選べるパスタに野菜たっぷりの盛り合わせとドリンク、ミニドルチェが付いたコースも提供されています。デザートには、エスプレッソがたっぷりしみこんだティラミスやカタラーナ、ビアンコマンジャーレなどがあります。
ドリンクは、イタリア産のワインを中心に、料理との相性を考えセレクトされた豊富な種類のワインが揃えられています。記念日には、予約時に相談すればメッセージプレートやサプライズ演出にも対応してもらえる場合があります。
「カンティーナ」はイタリア語で「酒場」や「ワインショップ」、「アルコ」は「アーチ」を意味しており、店名にも南イタリアへの思いが込められています。地元の飲食店関係者も仕事終わりに立ち寄るなど、「大人の酒場」としても親しまれています。女性スタッフが多いことも特徴の一つです。温かい雰囲気の中で、こだわりの南イタリア料理とワインをカジュアルに楽しめるお店です。