京都市上京区中立売通大宮西入新白水丸町に位置する「お粥と京野菜中華 福住」は、地元京都の食材を大切にした中華料理とお粥を提供するお店です。アクセスは、地下鉄烏丸線 今出川駅からバスで約10分、京都市営バス 堀川中立売停留所から徒歩約5分です。京都市営地下鉄烏丸線 今出川駅からは徒歩約18分、京都市営地下鉄東西線 二条城前駅からは徒歩約19分、京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅からは徒歩約19分程度です。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。
1992年に中華料理店として創業後、2010年に「地元食材を大切に使った中華料理とお粥の店」をコンセプトにリニューアルオープンしました。京都丹後産のコシヒカリや京野菜を中心に、旬の食材を使用することにこだわっています。農家や市場から直接仕入れる京野菜や、京都米のコシヒカリは京都米提供店認定の商号も得ています。肉料理には肉質が柔らかく旨味のある京都ポークを使用するなど、京の自然に恵まれた厳選素材を積極的に取り入れています。あっさりと優しい味わいの料理は「お年寄りでも食べやすい」と地元客からも好評で、30年以上にわたり愛されています。
名物はお粥で、中国で主流のスープで生米から炊き込む製法を取り入れ、さば節や利尻昆布、陳皮で作る特製スープと京都産コシヒカリを使用しています。国産のもち米でコクを、豆乳やチキンスープで奥深い味を引き出し、1時間かけてじっくりと炊き上げています。日本のものよりも柔らかく、さらさらと食べられるのが特徴です。定番人気の「金ゴマ粥」は、香り高い金ゴマをお粥と共に炊き込んだオリジナルメニューで、ぶぶあられがのっています。スープの塩味と金ゴマの濃厚な旨みが感じられる飽きのこない味わいです。季節野菜を使った佃煮と中国の揚げパン「油条」が添えられており、2〜3人でシェアするのもおすすめです。お粥は金ゴマ粥の他にも海鮮粥など約10種類が用意されています。単品メニューには、賀茂なすと海老の甘辛炒めや海老のチリソース京水菜添え、京都ポークと万願寺の黒酢酢豚、若鶏の唐揚げ甘辛あんかけなどがあり、海鮮と彩り野菜のあっさり炒めや金ゴマ粥、若鶏の唐揚げがおすすめとして紹介されています。デザートには杏仁豆腐やゴマ団子があります。ランチセットやコース料理も提供しており、ランチはおおよそ1000円以下、ディナーは3000円以下の予算で利用できることが多いようです。
店内はシックでレトロな外観とは対照的に、センスの良い中国家具がおしゃれな落ち着いた雰囲気です。和をベースとした内装で、奥には建仁寺垣の坪庭があり京都らしい雰囲気を味わえます。席数は36席で、テーブル席の他に小上がりの座敷席があり、ゆったりと食事を楽しめます。カウンター席や個室はありません。おひとり様でも利用しやすい雰囲気です。禁煙です。
特別なサービスとして、ホットペッパーグルメのネット予約限定で、17時以降の来店で中国茶のポットサービスがあります。また、平日限定で10名からの貸切も可能です。テイクアウトも利用できます。