新潟市中央区古町通九番町に位置する「港すし」は、昭和8年創業の老舗寿司店です。古町が日本三大花街として賑わいをみせていた時代に、西堀通りの堀端で屋台として始まり、昭和11年には現在の場所に移転しました。新潟の歴史と共に歩んできたこの店は、地元の人々に長く愛され続けています。
アクセスについては、新潟駅万代口から車で約10分、徒歩では約13分、バスを利用した場合は約12分でアクセス可能です。 また、白山駅からは徒歩約26分とされています。 駐車場は完備されていないため、周辺の駐車場を利用する必要があります。
「港すし」のコンセプトは、「心通う会話と職人技が生む、特別なひととき」です。 湊町として栄え、古町花街に訪れる人々を楽しませてきた新潟の伝統文化を守りながらも、新時代へ向けて前進していることが伺えます。 店内は、暖簾をくぐり石畳の路地を進むと現れる、落ち着いた雰囲気の和モダンな空間です。 1階には職人の手仕事を目の前で楽しめるカウンター席があり、2階には2名から6名程度で利用できる個室や、最大20名まで収容可能な広間が用意されています。 座敷タイプの個室もあります。
提供される寿司は、新潟らしい食材にこだわっており、ネタの約8割が新潟県産のものを使用しています。 店舗近くの本町市場で仕入れた日本海の新鮮な魚介類や、新潟県産のコシヒカリをブレンドしたシャリ、そして新潟県産小麦を使用した醤油「郷土の実り」を使うなど、地産地消を大切にしています。 職人の技が光るネタの仕込みと絶妙な握り加減が特徴です。
メニューとしては、一貫ずつ握ってもらうことも可能ですが、「セット」での注文もできます。 コース料理も提供されており、おすし12貫と季節の小鉢4品が楽しめる「おすしコース」や、旬のお造りや焼物などおつまみと握りが組み合わされたコースなどがあります。 ランチタイムには、握りや海鮮丼が提供されており、価格帯はランチがおおよそ2,000円台から、ディナーが8,000円台からという情報や、ランチ3,000円台、ディナー10,000円台という情報も見られます。 のどぐろの塩焼きなどの新潟らしい一品料理も提供しており、日本酒や新潟県産のワインなど、お酒の種類も豊富に揃っています。
特別なサービスとして明確に挙げられているものはありませんが、お客さん一人一人に合わせた心地よいサービスが評判で、ゆっくりと食事を楽しむことができる雰囲気があります。 また、苦手なネタや握りの大きさ、丼のご飯の量なども調整可能という情報や、いなり寿司や太巻きのお土産も扱っているという情報も見られます。 支払い方法については、現金の他に各種クレジットカード、電子マネー、新潟市商品券も利用可能とされています。