新潟市中央区東堀通九番町に位置する「あがの割烹 千原六助」は、古町通りの一角、港寿司横の路地に入り右手のビル1階にひっそりと佇む割烹料理店です。新潟駅からは徒歩約27分から30分程度の距離にあります。 2019年にオープンしたこのお店は、阿賀野市出身の店主が、自身のルーツである千原の地名と実家の屋号である六助を店名に冠しており、故郷への深い愛情が込められています。 阿賀野市の食材や調理備品、器、調味料などを積極的に使用し、食を通して阿賀野市の魅力を発信することをコンセプトとしています。 食器には150年以上の歴史を持つ阿賀野の名産品である安田瓦を使用したオーダーメイドのものが使われるなど、細部にまでこだわりが見られます。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席とテーブル席が用意されています。 カウンター席はわずか数席で、ライブ感溢れるオープンキッチンで料理人の調理風景を間近で見られる特等席となっています。 テーブル席は2名から10名まで対応可能で、接待や会食、記念日など様々なシーンで利用できます。 店内は全席禁煙で、玄関先に喫煙スペースが設けられています。 個室の用意はありません。
提供される料理は、東京・日本橋の老舗割烹や新潟の人気飲食店の料理長を務めた経験を持つ店主が一人で手掛ける“王道の和食”が主軸です。 阿賀野市のブランド豚「純白のビアンカ」や阿賀野市の養殖鰻「あがの夢うなぎ」、五泉市の里芋など、地元の旬の食材をふんだんに使用した料理が味わえます。 メニューには本日のお造り盛合わせや国産活〆うなぎ白焼き、無花果の揚げ出しなどが並びます。 名物として知られるのは、阿賀野市の小田製陶所が開発した蒸しかまどで炊き上げる季節の蒸し釜戸御飯です。 生うにといくらの蒸し釜戸御飯も看板メニューの一つとして挙げられています。 コース料理は「梅」「竹」「松」の3種類があり、価格帯は梅コースが6,800円(税込)、竹コースが7,800円(税込)、松コースが9,800円(税込)などがあります。 コースにプラス料金で飲み放題を付けることも可能です。 ドリンクメニューには、阿賀野市の白龍酒造をはじめとした新潟県内の地酒が約20種類揃えられており、日本酒とのペアリングも楽しめます。 食後には、阿賀野市の民芸菓子である三角だるま最中が茶菓子として提供される心尽くしのおもて成しもあります。
特別なサービスとして、コース予約のお客様向けの飲み放題プランやアニバーサリープレートの対応が可能であることが挙げられます。 また、来店したお客様へのお土産として、阿賀野市の三角だるま最中を渡しているという情報もあります。 口コミでは、料理の味やお店の雰囲気、接客・サービスの質が高く評価されており、リピートするファンも多いようです。