水戸市千波町に位置する「旬彩和食 千波 とう粋庵」は、日本三名園の一つである偕楽園や千波湖のほとりに佇む和食レストランです。水戸の市街地から少し離れた千波湖畔という静寂なロケーションにあり、自然の移ろいを感じながら食事を楽しむことができます。最寄駅としてはJR常磐線(取手~いわき)の偕楽園駅から徒歩約6分(約480m)と比較的近く、JR水戸駅からは約2.5kmの距離にあります。また、水戸駅南口からバスに乗車し、「千波湖」バス停で下車後徒歩約1分でもアクセス可能です。車でのアクセスも可能で、常磐自動車道水戸ICより車で約20分、北関東自動車道水戸南ICからも約20分です。駐車場も15台分完備されています。提携駐車場もあり、一定金額以上の飲食で駐車料金の払い戻しがある場合もあります。
とう粋庵は、伝統的な和食に現代的な感性を取り入れた「モダン懐石」を提供しています。地元の茨城県産のコシヒカリや新鮮な魚介、常陸牛、旬の野菜などを積極的に使用し、こだわりの器に美しく盛り付けられた料理を堪能できます。ランチタイムには「花かご」や「ゆばとろ膳」、「黄門昼膳」といった御膳があり、季節限定のメニューも登場します。かつて水戸黄門が食したとされる料理を再現したとされる「黄門料理」も提供されており、歴史を感じながら食事を楽しめます。ディナータイムには懐石コースが用意されており、「極」や「綺羅」、「紅梅」、「桜山」、「美庵」といったコースのほか、「うまいもの膳」として「海」と「大地」があります。ランチ、ディナーともに予約が可能です。ランチの予算目安は2,000円〜3,000円台、ディナーは4,000円〜8,000円程度と幅広く設定されています。飲み物には日本酒、焼酎、カクテルに加え、オーナーソムリエ厳選のワインも用意されており、料理とのペアリングも楽しめます。
店内は落ち着いた和風のしつらえで、大人の空間が広がっています。千波湖や偕楽園の四季を感じられる大きな窓に面したテーブル席、落ち着いた雰囲気のカウンター席、プライベート感のある個室、そして最大60名まで利用可能な座敷席など、様々なタイプの席が用意されています。特に個室は、2名用の少人数から20名以上、さらには30名以上でも利用可能な部屋があり、接待や結納、顔合わせ、お祝い事、法事など幅広い用途に対応できます。3階には特別な個室もあります。落ち着いた空間でゆっくりと食事の時間を過ごせる点が魅力です。
特別なサービスとしては、20名以上の団体で水戸市内の場合、マイクロバスでの無料送迎サービスがあります(市外の場合は要相談)。また、記念日や誕生日での利用の際には、メッセージプレートのサービスも提供されているようです。さらに、希望者には江戸時代の武士が正装時に着用したとされる裃(かみしも)の貸し出しサービスもあり、水戸観光の記念に着用することができます。お子様連れでも利用しやすく、子供向けのメニューも提供されています。