栃木県那須郡那須町芦野に位置する「うなぎの丁子屋」は、350年以上の歴史を持つ老舗のうなぎ料理店です。奥州街道芦野宿場にあり、江戸時代には旅籠として利用されていました。JR東北本線黒田原駅から東野バス「伊王野」行きに乗車し、「芦野仲町」バス停で下車後、徒歩約3分と比較的アクセスしやすい場所にあります。東北自動車道那須ICからは車で約15分(約11km)です。無料駐車場も10台分完備しています。
建物は歴史を感じさせる趣があり、特に江戸時代から続く蔵座敷は那須町の文化財に指定されています。この蔵座敷での食事も可能で、予約をおすすめします。店内は席数30席で、席が広く、座敷席も完備されています。個室もあり、貸切も可能です。全席禁煙となっています。子連れでの利用も可能で、家族での食事にも適しています。
丁子屋では、奈良川から引き込んだいけすでうなぎを新鮮に保っています。使用するうなぎは鹿児島産や愛知産とのことです。注文後に捌き、一度蒸してから地元産の炭を使ってじっくりと焼き上げるのが特徴です。代々受け継がれる秘伝の甘めのタレで提供されます。口コミでは、皮がパリッと香ばしく、身は柔らかいとの感想が見られます。
メニューにはうな重(小、並、上、特上)を中心に、鰻かば焼き、白焼きなどがあります。うな重の価格帯は、うな重(小)が2,100円から、特上が5,800円(二段重ね)までと幅広く設定されています。うな重セットには肝吸いやお新香、フルーツが付く場合があるようです。単品の白焼きは3,300円で提供されています。その他、肝焼きや骨揚げ、うなぎのフライなどもメニューにあるとの情報も見られます。食事をしたお客様にはセルフサービスでコーヒーの提供もあるようです。
予約が可能で、特に週末や祝日は混雑が予想されるため、事前の予約が推奨されています。インターネットでの予約も受け付けています。ご飯の大盛りサービスといったクーポンが利用できる場合もあります。支払い方法はカード不可、電子マネー不可、QRコード決済不可となっています。
全体として、歴史ある建物と伝統的な調理法で提供されるうなぎ料理を、落ち着いた雰囲気の中で味わえる店舗と言えるでしょう。