岩手県一関市にある「カフェダイニングどんぐり」は、JR一ノ関駅東口から徒歩約5分というアクセスしやすい立地にある。車の場合も一関ICから約15分で、駐車場も8台分完備している。ただし、駐車場には限りがあるため、乗り合わせでの来店が推奨されている。店舗そばに4台(縦列駐車)、えすえす駐車場に4台分のスペースがあり、「どんぐり」または「どんぐりの駐車場」と書かれた看板が目印となる。満車の場合は、一ノ関駅東口周辺の市営駐車場を利用する必要がある。
このカフェダイニングは、「大人のお子様ランチ」を看板メニューとしており、童心に帰れるような洋食を提供することをコンセプトとしている。地元一関産のブランド肉であるいわて門崎丑と館ヶ森高原豚を100%使用したハンバーグやステーキ、ポークソテーがメイン料理として楽しめる。熱々の南部鉄器で提供されるボリュームたっぷりのハンバーグランチは、音でも食欲をそそる一品。特にハンバーグはオーダーを受けてから手ごねして焼き上げるため、提供までにある程度の時間がかかる場合がある。シェフが一人で調理しているため、予約状況や混雑具合によっては1時間以上待つこともあるため、特に列車やバスを利用する際には注意が必要となる。
メニューとしては、いわて門崎丑と館ヶ森高原豚の合挽肉を使用したハンバーグがあり、「どんぐりブラウン(自家製デミグラスソース)」、「どんぐりレッド(自家製トマトソース)」、「どんぐりホワイト(おろしポン酢)」といった種類がある。これらの大人のお子様ランチは、スープとドリンク、一口デザートが付いてくる。価格帯は「どんぐりレッド」が1,320円、「どんぐりブラウン」が1,650円となっている。ハンバーグのサイズは通常120gだが、追加料金で180g、240g、360gへの変更も可能。また、いわて門崎丑の赤身ステーキを「どんぐりブラック」、館ヶ森高原豚のソテーを「どんぐりピンク」として提供している。オムライスもメニューにあり、「どんぐりイエロー」としてミートソース、トマトソース、デミグラスソースから選べる。価格は1,000円。これらの価格は全て税込み表記となっている。メイン料理以外にも、シェフ手作りのスイーツも用意しており、チーズケーキやカタラーナなどがある。中でも、一関産の野菜パウダーを使用した「やさいのカタラーナ」は、南部一郎かぼちゃ、ビーツ、桑の葉、ごぼうといったフレーバーがあり、濃厚ながらも野菜本来の風味を感じられるここでしか味わえないデザートとして紹介されている。大人のお子様ランチにはプレーンのカタラーナが一口デザートとして付いてくるが、食事と一緒に注文する場合はミニプレート(440円)として、デザート単独の場合はデザートプレート(ドリンク付 1,100円)として提供される。やさいのカタラーナ3種セットは在庫があればテイクアウトも可能。
店内は木のぬくもりを感じるナチュラルウッドカラーを基調としたモダンなカフェ風の雰囲気。座席は4名掛けテーブルが4卓、2名掛けテーブルが2卓あり、お子様用椅子も2脚用意されている。合計で最大18名までの利用が可能だが、予約が必要となる。5名以上の場合は事前に連絡することでテーブルを隣り合わせにすることもできるが、予約状況によっては希望に添えない場合もある。個室やソファ席に関する情報は確認できなかった。
営業時間については、火曜日から日曜日のランチタイムが11:30から15:00(ラストオーダー14:30)、ディナータイムが17:00から20:30(ラストオーダー20:00)となっている。ただし、火曜日から木曜日の平日のディナーは予約制となる。月曜日が定休日だが、祝日の場合は翌日が休みとなる。混雑しやすい時間帯は、ランチタイムは11:30から13:30(特に土日祝)、ディナータイムは18:30から19:30(土日)とされている。年末年始やGW、お盆期間中も混雑が予想され、これらの期間は早めに予約が埋まりやすいため、来店前に問い合わせることが推奨されている。テイクアウトの予約状況によって営業日程が変更になる場合や、予約システムと実際の空席状況が異なる場合があるため、電話での直接確認が確実である。
予約優先制のため、来店時に予約の有無を確認されることがある。特別なサービスに関する明確な情報は見当たらなかったが、地域食材にこだわり、一品一品丁寧に調理するスタイルが特徴と言える。