山形県南陽市松沢に位置する漆山果樹園は、80年以上の歴史を持つぶどう農家が営む果樹園およびカフェです。南向きの斜面で30種類以上のぶどうを丁寧に栽培しており、ぶどう狩りやぶどうの直売を行っています。併設されたカフェでは、自家栽培のフルーツや加工品をふんだんに使用したスイーツやドリンクを提供しており、果樹園ならではの味覚が楽しめます。
アクセスは、東北中央自動車道高畠南陽ICから車で約8分から15分程度、JR奥羽本線赤湯駅からは車で約10分から15分程度です。 国道13号 赤湯バイパス交差点から入り、松沢公民館が近くにあります。 駐車場も完備されています。
カフェはぶどう園に囲まれた場所にあり、フルーツと紅茶にこだわった無添加のスイーツが特徴です。ジェラート、パフェ、オリジナルスイーツ、フルーツティー、フルーツジュース、スカッシュ、ワインなどのメニューがあります。特に、自家栽培ぶどうを100%使用したジュースや、季節の果物を使った紅茶、自家栽培ぶどうで醸造したワインなど、果樹園ならではの素材を活かしたドリンクが揃っています。ジェラートは日替わりで様々な味が用意されており、シングルから6種盛りまで選べます。パフェは季節のフルーツと自家製ジェラートを組み合わせたものが人気で、生クリームは甘さ控えめとされています。また、無添加で常温乾燥させたドライフルーツや、それらを使ったベーグル、パウンドケーキなども販売されています。期間限定でアフタヌーンティーセットも提供されていますが、こちらは前日までの予約が必要です。価格帯については、ランチとして501円から1500円程度という情報が見られます。
カフェスペースは1階、2階があり、屋外にはテント席やテラス席も設けられています。テント席やテラス席の一部はペット同伴も可能とのことです。多目的トイレも完備されており、車椅子での利用も可能なバリアフリーにも配慮した設計となっています。
漆山果樹園は、ぶどうのシーズンである7月から9月は無休で営業しており、それ以外の期間も年末年始を除き通年営業していますが、10月から6月は不定休となるため事前の確認が推奨されます。営業時間は直売所が9:00から17:00、カフェが10:00から17:00(料理・ドリンクのラストオーダーは16:30)です。インターネットからの予約も受け付けています。ぶどうの見学やぶどう狩り体験も可能で、収穫期には体験プランも提供されています。