千葉県香取市佐原に位置する「だし処 随に」は、JR成田線佐原駅から徒歩約9分から14分程度の場所にある飲食店です。佐原の歴史的な町並みが残る小野川沿いに店舗を構えており、観光の際に立ち寄りやすい立地と言えるでしょう。
この店は「だし処」という名の通り、国産・無添加にこだわった出汁を使った料理を特徴としています。ランチタイムには、無添加の日替わりご膳やだし茶漬けご膳、鹿肉を使った小野川カレーなどを提供しています。だし茶漬けのご膳では、昆布や数種類の魚介の節から取った出汁に、地元の醤油やみりん、沖縄の塩で味付けしたお茶漬け出汁を使用しており、多古米のご飯と共に楽しむことができます。だし茶漬けの種類には、地元香取産の梅干し、いか明太、自家製塩昆布とのり、豆腐とあおさ海苔、焼き鮭のほぐし身、あさりのしぐれ煮、川エビのつくだ煮などがあり、加えて北陸産のさばのへしこや香取名産の「恋する豚研究所」の豚バラしゃぶしゃぶを使ったものも提供されています。
特に鹿肉を使った小野川カレーは、15種類のスパイスを使用して煮込んだジビエカレーで、小野川の蛇行をイメージした盛り付けも特徴的です。ルーで川を、ご飯で土手を、ピクルスで柳の木を表現しているとされており、見た目にも楽しめる一品です。カレーにはだしスープも付いてきます。
夜は居酒屋として営業しており、昼間とは異なるおつまみや日替わりメニューを40種類以上提供しているとのことです。
店内は落ち着いた空間で、カウンター席と座敷があり、席数は21席です。 20人以下の貸切も可能とのことです。 全席喫煙可能でしたが、法改正により状況が変わっている場合があるため、来店前の確認が推奨されます。 駐車場はありませんが、隣にコインパーキングがあります。 電子マネーや一部のQRコード決済には対応しているようです。 お酒を注文する際には席料・お通し代がかかります。
全体的に、地元の食材やこだわりの出汁を活かした和食や、ユニークなジビエカレーなどを楽しめるお店と言えるでしょう。