庄や東浦和店は、JR武蔵野線東浦和駅より徒歩約1分の場所に位置していました。駅のロータリー沿いにあり、アクセスしやすい立地でした。
かつて「板前がいる町の酒場」として、新鮮な刺身や旬の手作り料理を提供することをコンセプトとしていました。 海鮮料理に自信があり、中でも刺身の盛り合わせは豪快なボリュームと盛り付けで人気を集めていました。 全国の漁港から仕入れた旬の鮮魚の他、全国各地の地酒や地焼酎も豊富に取り揃えていました。
メニューには、三大名物の一つとして豪快な刺盛りがあり、「仲卸組合盛り」「大漁盛り」「沖盛り」などが一人前から注文可能でした。 一人でも楽しめる「御一人様限定 カウンター盛り」もありました。 刺身以外にも、焼き鳥、揚げ物、サラダ、逸品料理など、幅広いジャンルの料理を提供していました。 アルコールを注文した際には、別途お通し代が必要でした。
店内には105席があり、落ち着いた空間でした。 カウンター席や座敷、掘りごたつ式の席も完備されていました。 宴会にぴったりの個室も用意されており、少人数から大人数まで対応可能でした。 全席禁煙でしたが、飲食不可の喫煙専用室が設けられていました。 貸切も相談に応じていました。
特別なサービスとして、子育て応援としてソフトドリンクのサービスがあった時期もあります。 また、誕生日や記念日にはデザートのサービスも提供しており、サプライズの相談も可能でした。 上の階にあったカラオケ店の当日レシートを持参すると受けられるサービスもありました。
しかしながら、庄や東浦和店は2025年2月7日の営業をもって閉店しました。長らくの愛顧への感謝とともに、2025年3月中旬に同じ場所に別業態の「じんべえ太郎」が開店予定であることが告知されました。 じんべえ太郎は手頃な価格で本格的な寿司が楽しめる大衆すし酒場として、カウンター席やテーブル席、大人数での利用が可能な座敷を備え、新たな形で営業しています。