小田原市栄町に佇む「ワインバーエストラゴン」は、JR小田原駅東口から徒歩約5分から7分の距離に位置する、お堀端通りの路地裏にある隠れ家のようなワインバーです。カジュアルな雰囲気の中で、美味しいワインと本格的なビストロ料理を堪能できると地元で評判のお店です。
このお店の大きな特徴は、ソムリエの資格を持つオーナーシェフが一人で切り盛りしている点です。ワインへの深い造詣はもちろんのこと、提供される料理はパンからデザートに至るまで全てシェフの手作りというこだわりようです。「良いワインには美味しい料理を」というシェフの信念のもと、アイドルタイムにも仕込みを行い、注文が入ってから最後の仕上げを行うことで、いつでも最高の状態で料理を提供できるよう努めています。
メニューはアラカルトが中心で、ワインによく合うおつまみ的なオードヴルから、フランスの地方料理や伝統料理まで幅広く揃っています。初めて訪れる方には、「3種類のオードヴルの盛合わせ」がおすすめです。自家製スモークサーモンやキッシュ、トリュフ風味のカボチャのムースなど、月替わりの内容で様々な味わいを楽しめます。メイン料理には、丁寧な仕事ぶりがうかがえる「仔羊のクレピネットのロースト」や、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、鴨モモ肉のコンフィーなどがあり、本格的なフレンチを味わうことができます。また、ランチタイムには週替わりランチやシーフードグラタンランチ、サラダランチなどがあり、デザートやドリンクが付いたセットメニューも提供されています。ディナータイムにはこれらの他に、エスカルゴやテリーヌ、焼きカマンベールといったワインが進むメニューも豊富に揃っています。価格帯は、ランチがおおよそ1,000円から2,000円程度、ディナーが3,000円から5,000円程度が目安となるようです。
席数は全14席と少ないため、来店する際は予約を入れるのが確実です。個室や座敷、掘りごたつ、カウンター、ソファ席、テラス席はありません。全席禁煙となっています。特別なサービスとして確認できる情報はありませんが、前日までの予約であればパンの盛り合わせをサービスで提供しているという情報があります(ただし、少し前の情報である可能性もあります)。
外国人観光客向けには、英語、フランス語、ドイツ語を話せるスタッフがいるとの情報もあり、海外からのお客様も安心して利用できる可能性があります。駐車場はありません。
まるでフランスの居酒屋にいるかのような気分と雰囲気で、気取らずに美味しいワインと料理を楽しめる、小田原の知る人ぞ知るビストロです。