神奈川県横浜市中区山下町に位置する「新錦江」は、横浜中華街にある四川・広東料理を中心とした中華料理店です。みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩約7分、JR根岸線石川町駅北口からは徒歩約5分と、各線からのアクセスも比較的良好な場所にあります。関帝廟の近く、中山路という通りに位置しており、その入口はやや分かりにくいと感じる人もいるようです。店舗の外観から抱く印象と店内の雰囲気には違いがあり、特に2階席は洋風レストランのような落ち着いた空間が広がっているという感想も見られます。
新錦江では、四川料理ならではの辛さと、広東料理の家庭的な味わいを組み合わせた幅広いメニューを提供しています。特に、地元神奈川県産の新鮮な野菜を積極的に使用していることが特徴の一つとして挙げられます。約115種類もの豊富なメニューが揃っており、様々な料理を楽しむことができます。
このお店の看板メニューとして知られているのが「蝦仁腸粉(エビのクレープ包み)」です。台湾の米粉を使用したもちもちとした食感の皮で、プリプリとしたエビを包んだ一品で、濃厚な自家製醤油ダレで味わいます。テイクアウトでも提供されており、食べ歩きにも人気です。また、「殻つき海老唐揚げ」もエビ好きには見逃せないメニューで、殻ごと香ばしく揚げられたエビに絶妙な味付けが施されており、ビールとの相性が良いと評判です。「エビの四川風炒め」は、自家製を含む3種類の豆板醤や花山椒を使用した、痺れる辛さが特徴の本格的な四川料理です。
ランチタイムには特にコストパフォーマンスの高い定食メニューが提供されています。定食は種類が豊富で、リーズナブルな価格でお腹いっぱい中華料理を堪能できるため、利用者からの評価も高いようです。ルーローハンもテイクアウトが可能で、手軽に店の味を楽しむことができます。他にも、酢豚、豆苗炒め、小籠包などもメニューにあります。飲み物については、生ビールや青島ビール、紹興酒などが提供されています。
座席は1階にテーブル席が複数、2階にもテーブル席があり、合わせて48席程度が用意されているようです。店内は比較的落ち着いた雰囲気で、中華街の賑わいから少し離れてゆっくり食事を楽しめる穴場のような空間です。予約も可能なようです。
ただし、2023年9月10日をもって閉店したという情報も一部見られます。そのため、訪問を検討される際は、事前に店舗の営業状況を確認することをおすすめします。かつて提供されていたコース料理には、お得な価格で店の味を堪能できるものもあったようです。