横浜市港北区に位置する「利き蕎麦ダイニング ぼうげつ」は、東急東横線大倉山駅から徒歩約6分ほどの場所に静かに佇む一軒家レストランです。蕎麦への深いこだわりを持ち、「利き蕎麦」という独自のコンセプトで、訪れる人々に特別な蕎麦体験を提供しています。
店主は35年にわたり蕎麦打ちに携わってきた経験を持ち、その熟練の技で毎日手間暇かけて3種類の十割蕎麦を打ち分けています。 蕎麦粉は福井在来種を中心に、長野や北海道など、その時期に良質な様々な産地のものを厳選し、それぞれの蕎麦粉の特性を最大限に引き出す打ち方で提供しています。つなぎを使用しない十割蕎麦ならではの、豊かな香りとのどごし、そして蕎麦本来の風味を堪能することができます。 蕎麦に合わせるつゆにも並々ならぬこだわりがあり、10年の歳月をかけて完成させたという特製の蕎麦つゆは、砂糖やみりんの使用を極力抑え、出汁の旨味成分を最大限に引き出すことに注力しています。これにより、蕎麦の香りを損なうことなく、深みのある味わいが楽しめます。刺激や調味料に頼らない、体への優しさも考慮された料理を提供することを心がけています。
メニューの中心となるのは、異なる種類の十割蕎麦を食べ比べできる「利き蕎麦三種」です。この他にも、天せいろや鴨せいろといった蕎麦屋の定番メニューはもちろん、蕎麦を使った創作料理も豊富に用意されています。 例えば、揚げ蕎麦をサラダにしたパリパリサラダや蕎麦ピザ、鰹がっこチーズなど、他店ではなかなか味わえないオリジナリティ溢れる一品料理が楽しめます。 使用される食材は、出汁に使う鰹や天ぷらの海老、鴨肉や豚肉に至るまで、高級料亭でも使用されるような質の高いものを選んでいます。 おまかせで季節の味覚を味わえるコースメニューもあり、前菜から蕎麦ポタージュ、焼き物、天ぷら、そして複数種類の蕎麦とデザートまでが楽しめる充実した内容となっています。コースは前日までの予約が必要で、価格帯は5,500円(税込)から用意されています。 ランチタイムは1,000円台、ディナータイムは3,000円台の予算で楽しめることが多いようです。 一部のメニューはテイクアウトも可能です。 なお、昨今の物価変動により、メニュー内容や価格が予告なく変更される可能性もあるため、最新情報は店舗に確認することをおすすめします。
店内は全15席と、こぢんまりとして落ち着いた雰囲気です。座席はテーブル席が中心で、2名掛け、4名掛け、5名掛けの席の他、ソファー席や座敷席も用意されています。 個室やカウンター席の用意はありません。店内は全席禁煙で、たばこの煙を気にせずゆっくりと食事の時間を過ごすことができます。
幅広い層の利用に対応しており、乳児を含むお子様連れやベビーカーでの入店も可能です。 車椅子でも利用しやすいバリアフリー対応もされています。 一部の席では電源を利用することもできます。 支払い方法についても多様に対応しており、各種主要クレジットカード(VISA、Master、アメックス、JCB、Discover)や多くの種類の電子マネー(WAON、Suica、PASMO、ICOCA、iD、QUICPay、ApplePayなど)、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、au PAY、メルペイ、FamiPay、支付宝(Alipay)、COIN+といったQRコード決済も利用可能です。 車で来店する際は、店舗前に1台分の駐車場がありますが、満車の場合は近隣のコインパーキングを利用することになります。 2022年1月11日にオープンして以来、地域に根差した蕎麦店として親しまれています。 少人数での貸切利用についても相談が可能です。