横浜中華街に位置する「思華牛肉米粉」は、日本で本格的な湖南米粉を味わえる専門店です。JR根岸線石川町駅中華街口(北口)から徒歩約5分、みなとみらい線日本大通り駅から徒歩約6分、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩約7分の場所にあります。中華街のメイン通りから少し外れた福建路に位置し、比較的落ち着いたエリアにあります。店舗はカフェのような清潔感のある内装で、テーブル席とカウンター席があり、一人でも立ち寄りやすい雰囲気です。座席数は合計21席(テーブル14席、カウンター7席)となっています。個室の用意はありません。
このお店のコンセプトは、本場中国湖南省の伝統料理である米粉麺、通称「タンフン(汁あり)」と「バンフン(汁なし)」を提供することにあります。使用する米粉はもちもちとした食感が特徴で、ヘルシーな麺と具材を使っているため、特に女性にも人気があります。化学調味料を使用せず、米酢の爽やかな酸味と唐辛子のピリ辛さが食欲をそそる味わいです。辛さは調整できるため、好みに合わせて楽しめます。
メニューの中心は牛肉を使った米粉料理です。人気メニューの一つに「牛バラ肉タンフン」があり、じっくり煮込まれた牛骨スープをベースに、柔らかく旨味が染み込んだ牛バラ肉がたっぷり乗っています。自家製ラー油を加えるのがおすすめです。「汁なし特製牛肉ソース拌粉」も人気で、秘伝の自家製牛肉ソースとパクチーの香りが米粉の食感と絡み合う一品です。揚げ出し玉子タンフンも人気で、香ばしく揚げられた玉子が出汁を含み、とろりとした黄身も楽しめます。その他、「酸っぱ辛い牛肉ビーフン」や「四川風冷やしまぜビーフン」など、多彩なビーフン料理が揃っています。サイドメニューには、カリッと焼かれた生地に牛肉ソースなどを挟んだ中華バーガー「ロージャーモー」や、緑豆のお粥、雑粮八宝粥、豆乳などがあります。自家製牛肉醤の瓶詰めも販売しています。
価格帯はランチ、ディナーともに1,000円台から2,000円台で、多くのお客さんが1,000円から1,500円程度の予算で利用しています。メニュー価格は、酸っぱ辛い牛肉ビーフンが1,180円、汁なし牛バラ肉拌粉が1,180円、牛バラ肉タンフンが1,180円、汁なし特製牛肉ソース拌粉が980円、揚げ出し玉子タンフンが880円、四川風冷やしまぜビーフンが1,080円などとなっています。トッピングとして、牛バラ肉追加(200円)、揚げ玉子追加(200円)、ビーフン追加(150円)も可能です。
店内では無料Wi-Fiが利用可能です。支払い方法については、クレジットカード(VISA, Mastercard, Amex)、QRコード決済(PayPay)が利用できます。ICカード決済(Suica, QUICPay)も利用可能です。テイクアウトや一部デリバリーサービスも実施しています。
営業時間は、月・水~金が11:00から20:00(ラストオーダー20:00)、土・日・祝日が11:00から20:30(ラストオーダー20:30)です。定休日は火曜日ですが、祝日の場合は営業し翌日が休みとなります。店内は終日禁煙です。
清潔感のある空間で、日本であまり馴染みのない湖南米粉を気軽に楽しめるお店として、地元住民や中華街を訪れる人々に利用されています。