神奈川県横浜市金沢区にある南横浜ビール研究所は、京浜急行本線金沢文庫駅西口から徒歩約2分というアクセスしやすい場所に位置するクラフトビール醸造所に併設されたビアバーです。金沢八景駅からも徒歩圏内ですが、金沢文庫駅からの利用が便利です。1階が醸造所で、2階がビアパブとなっています。
南横浜ビール研究所は「いつ誰が飲んでもわかりやすくおいしいもの」をコンセプトに掲げており、ひと口飲んだ時にハッとするような、明快で鮮烈なおいしさを追求しています。ドリンカビリティ(飲みやすさ)の高さを特徴としたビール造りを目指しており、定番商品として、華やかさとキレ、飲みやすさが特徴の「看板ペールエール」や、ビアスタイルの特徴を備えつつも雑味を排除した「きれいなニューイングランドIPA」、苦味が苦手な人でもホップの風味を楽しめるよう考案されたオリジナルの「ビターレスIPA」などがあります。これらのビールは1階の醸造所で造られた出来立てを2階のビアバーで味わうことができます。タップ数は5個で、日替わりで提供されるビールもあります。提供サイズはグラス(250ml)とマグ(380ml)の2種類があり、銘柄によって価格が異なります。持ち帰り用のボトルビール(330ml)の販売も行われています。
フードメニューはおつまみから食事になるものまで豊富に揃っており、ビールとの相性を考えられた料理が提供されています。地元で有名なお店のソーセージを使った「ソーセージセット」や、野菜ソムリエであるオーナーの奥さんが選んだ地元産のトマトを使用した「ヨコスカ産“濃厚”トマトのカプレーゼ」など、地元の食材を使ったメニューも特徴です。また、週末のみ数量限定で提供される「超本格スパイシーカレー」は、スパイスが効いていながら辛すぎず、具材のチキンがホロホロで、素揚げ野菜が良いアクセントになっており、IPAやヴァイツェンとの相性が良いと評判です。最近では、低温調理を施した自家製ローストビーフや自家製生ベーコン、骨なしスペアリブといった肉料理にも力が入れられています。
店内は気取らない居酒屋のような雰囲気で、カウンター席、テーブル席の他に、ビアパブとしては珍しいお座敷席も備わっています。お座敷席には丸いちゃぶ台があり、実家のようにくつろげるとの声もあります。総席数は27席です。個室やソファー席、掘りごたつ席はありません。全席禁煙です。週末には子供連れの家族で賑わうこともあるようです。
平均予算はランチが1000円から2000円程度、ディナーが1000円から4000円程度です。支払い方法としては、QRコード決済(PayPay、au PAY)が利用可能です。クレジットカード、電子マネー、スマート支払いは利用できません。定休日はなく、営業時間は月曜日から金曜日が17:00から24:00(料理、ドリンクともにL.O. 23:30)、土曜日と祝日が12:00から24:00(料理、ドリンクともにL.O. 23:30)、日曜日が12:00から22:00(料理、ドリンクともにL.O. 21:30)となっています。感染症対策として、入店時の消毒液設置、席ごとの一定間隔の確保、非接触型決済や現金受け渡し時の手渡しなし、従業員の検温・マスク着用・頻繁な手洗い、換気設備の設置と換気、多数の人が触れる箇所の消毒、備品・卓上設置物の消毒などが実施されています。英語メニューも用意されています。駐車場はありません。