横浜市営地下鉄ブルーライン中田駅の1番出口を出てすぐ右手、徒歩約1分という非常にアクセスしやすい場所に位置する「il Cervo(イル チェルボ)」。神奈川県横浜市泉区中田東に佇む、温かみのあるイタリア料理店です。2017年のオープン以来、地元に根ざしたお店として、多くの方々に親しまれています。
このお店の大きな特徴は、「安心・安全な一皿を作る」という理念のもと、地産地消を積極的に推進している点にあります。オーナーシェフが一人で厨房に立ち、地元である横浜市泉区「中田」の新鮮な野菜を中心に、その時期に旬を迎える食材を厳選して使用しています。ほぼ毎日、横浜野菜を仕入れることで、四季折々の移り変わりを感じられる料理を提供することにこだわっています。野菜だけでなく、卵や豚肉などの肉類も地場のものを取り入れるなど、地元食材への深い愛情とこだわりが料理の一つ一つに反映されています。オーナーシェフは、お客様との対話を大切にし、単に料理を提供するだけでなく、食を通じて季節の恵みや地元食材の良さを伝えたいと考えています。「野菜ありき」でメニューを考えるため、旬ではない時期には無理に食材を使わないという徹底した姿勢も、素材への真摯な向き合い方を物語っています。お客様には肩肘張らずに、ご自身の味の基準を見つけてほしいという願いも込められています。
店内は全10席のこぢんまりとした空間となっており、アットホームな雰囲気が魅力です。席の内訳は、4人掛けのテーブル席が2卓とカウンター席が設けられています。広々とした空間ではありませんが、その分、オーナーシェフとの距離が近く、細やかな心遣いを感じながらゆっくりと食事を楽しむことができます。貸切も可能で、6名程度の少人数から対応できるようです。店内は全面禁煙のため、お食事の香りを存分に味わうことができます。
提供されるメニューは、地元の旬の食材を活かしたイタリア料理が中心です。パスタやメインディッシュ、前菜など、季節によって内容が変わる料理が並びます。これまでに提供された料理の写真からは、カチョ・エ・ぺぺ、冬限定の自家製ボロネーゼ、鮮魚のポワレ サルサベルデ、チェルボのバーニャカウダー、豚バラ肉の柔らかバルサミコ煮込みといった魅力的な品々が見られます。また、自家製のパンやデザートも用意されています。価格帯については、ランチは1,000円台から2,000円程度、ディナーは3,000円台から4,000円程度が目安となるようです。
支払い方法に関しては、現金の他に、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)や電子マネー(交通系IC、nanaco、WAON)、PayPayなどのQRコード決済が利用可能です。また、一般的なサービス以外では、ドリンクの持ち込みができる点や、お子様連れでの利用も可能であるといった点が挙げられます。地元泉区の豊かな恵みを、オーナーシェフの確かな腕と温かいおもてなしで堪能できる、隠れ家のようなイタリアンレストランです。