横浜中華街に位置する「蘭州牛肉麺 東珍味 小籠包」は、本場の蘭州牛肉麺やビャンビャン麺、小籠包などを味わえる中華料理店です。みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩約4分、JR根岸線石川町駅北口から徒歩約8分と、駅からのアクセスも比較的良好です。横浜中華街の関帝廟からも近く、観光の際に立ち寄りやすい場所にあります。中山路と香港路を結ぶ細い路地にも系列店があるようです。
このお店の大きな特徴は、中国北西部の蘭州発祥のご当地ラーメンである蘭州牛肉麺と、陕西省で人気の幅広手打ち麺であるビャンビャン麺を提供している点です。特にビャンビャン麺は、中国でも最も画数が多いとされる「ビャン」という漢字を用いることでも知られ、その極太の麺は一度見たら忘れられないインパクトがあります。注文を受けてから生地を手で伸ばして作る麺は、かん水を使用せず、つるっとした口当たりともちもちとした食感が特徴です。スープは牛骨と牛すね肉を丁寧に煮込み、10種類以上の香辛料で味付けがされています。あっさりとしていながらも旨味があり、香菜やラー油を加えることで味の変化を楽しめます。
メニューには蘭州牛肉湯麺のほか、トマトと和牛バラ肉入りビャンビャン麺、高菜と和牛筋肉入りビャンビャン麺、焼き牛肉ビャンビャン麺、辛口ビャンビャン麺など、ビャンビャン麺の種類も豊富です。また、小籠包や焼きギョウザ、ラム肉の串焼き、空芯菜や豆苗などの野菜炒め、麻婆ナス、ニラ玉炒めといった一品料理も提供しています。麺類はビャンビャン麺、ホーファン、ラーメンから麺の種類を変更できるとのことです。焼き牛肉ビャンビャン麺は、オイスターソースのような旨味を感じる焼きそばに近い印象という口コミもあります。価格帯は、ランチが~1000円程度、ディナーが~2000円程度という情報が見られます。小籠包は3個で650円、焼きギョウザは6個で680円、ラム肉の串焼きは1本120円などの価格が確認できます(価格は税別表示の場合があります)。また、話題性のあるメニューとして、一杯10万円の「佛跳牆ビャンビャン麺」も存在するとされています。
店内の席数は約30席で、4名テーブル席、6名テーブル席、ボックス席などがあるようです。ソファー席も備えられています。個室もあり、6名まで利用可能です。全席喫煙可能ですが、2020年4月1日より改正健康増進法が施行されているため、最新の情報は店舗に確認が必要です。特別なサービスに関する具体的な情報は見られませんが、宴会での利用も可能で、2時間半以上の宴会も対応できるという情報があります。
香港出身の代表取締役が、「おいしくて栄養のあるものを食べてほしい」という思いから本場の味を提供しているとされており、地元の人々だけでなく、多くの中国人も訪れるという口コミも見られます。メディアで紹介された経験もあるようです。