神奈川県藤沢市江の島に位置する「丸だい仙水」は、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩約10分から13分ほどの江の島弁財天仲見世通り入口近くにあります。創業天保元年(1830年)という長い歴史を持つ、海産物問屋直営の磯料理店です。明治初期には網元であった歴史もあり、相模湾で獲れた新鮮な魚介類を提供しています。
お店のコンセプトは、新鮮な旬の海の幸を堪能できる磯料理。江の島産の海産物を中心に、こだわりの食材を使った豊富なメニューが特徴です。店内は明るく開放的で清潔感があり、落ち着いた雰囲気で食事が楽しめます。様々なシーンに対応できるよう、テーブル席、掘りごたつ、座敷、個室が用意されています。2階には40名まで利用可能な広間もあり、宴会や法事など多様な用途での貸し切りにも対応しています。
メニューは、江の島産の新鮮な魚介類をふんだんに使用した磯料理が中心です。中でも看板メニューの一つは「いせえび丼定食」で、身がしっかり詰まった江の島産の伊勢海老を丸々一尾使用しており、価格は4000円から4500円(税込)程度です。ただし、伊勢海老漁の禁漁期間(概ね6月、7月)や年末年始は江の島産の伊勢海老の入荷がないため、提供できない場合や、伊勢海老活造り(刺身)の提供ができない場合があります。伊勢海老丼、鬼がら焼き、伊勢海老みそ汁は提供可能な時期もあります。
その他にも人気の定食として、「あじ・しらす丼定食」(2,200円税込)や「潮騒定食」(2,400円税込)、「さざえ丼定食」(2,200円税込)などがあります。「あじ・しらす丼定食」は、湘南しらすと新鮮なあじを使った一番人気の定食とされています。さざえ丼は、ざっくり刻んだサザエとタマネギを玉子でとじてご飯にのせた江の島ならではの一品です。
一品料理も豊富で、「いか焼(げそ焼)」(600円税込)、「いかの刺身」(1,000円税込)、「焼はまぐり(2個)」(1,000円税込)、「うしお汁」(1,000円税込)など、新鮮な魚介を使った多彩なメニューが揃っています。また、「まぐろステーキ定食」(2,200円税込)も人気で、三崎港直送のマグロの尾の身を秘伝のニンニクを使ったタレで焼き上げた一品です。ヘルシーな「磯の幸サラダ」(1,100円税込)は海藻や魚介類を胡麻ダレで味わえます。
食事以外にも、お土産品の販売も行っています。本店である「海産物丸だい」で一番人気の自家製手造りいかの塩辛(980円税込)や、湘南しらす、たたみいわしなどが特に人気です。保存料無添加で新鮮なイカのワタと塩だけで作られたいかの塩辛は自慢の逸品とされています。干物各種の詰め合わせなど、お土産に喜ばれる品も多数取り揃えています。
座席はテーブル席、掘りごたつ、座敷、個室があり、様々なニーズに対応しています。2階の広間は団体利用に便利で、40名までの貸し切りが可能です。駐車場は5台分用意されています。支払い方法としては、クレジットカード(VISA, MasterCard)や各種電子マネー(Suica, PASMO, iD, nanaco, WAON, 楽天Edy, PayPay, LINE Pay, メルPAY, d払い, auPAY)が利用可能です。全席禁煙となっています。営業時間は日によって異なりますが、概ね11時から20時まで(ラストオーダーは早まる場合あり)、水曜日が定休日ですが、祝日の場合は営業しています。GWやお盆時期、年末年始は営業していることが多いようです。